yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ドイツフリージャズオーケストラの『グローブユニティ GLOBE UNITY‘74』。WUPPERTALでのライヴ録音シングルドーナツ盤。やはりブロッツマンはフリーキーにのぼりつめています。快感の極み。

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今日は、何の音楽を聴いても感興わかず、言葉が出てこない。ということで、ドイツフリージャズオーケストラの「グローブユニティGLOBE UNITY‘74」のWUPPERTALでのライヴ録音(ちなみに同地での73年ライヴのものはすでに投稿済み)、それもシングルドーナツ盤ただし録音時間は14分25秒という限界?いっぱいの長さのものを紹介して草々に擱えよう。ブロッツマンの曲のものであるらしい。察しの通り、やはり極限のフリーキーにのぼりつめる怪力ヘラクレスのブロッツマンの破壊的サックスは快感であり、華であり、輝いている。FMPのネットサイトを覗いたけれど、どうしたわけか出盤リストからこの品番が抜け落ちているのだ。理由は分からない。



『DER ALTE MANN BRICHT・・・SEIN SCHWEIGEN  GROBE UNITY 74』 :FMP・S4


     「寝ようとして」

     一日のいとなみに疲れて、
     私の切なる願いは
     疲れた子供のように、
     星月夜をしみじみと抱きしめる。

     手よ、すべての仕事をやめよ、
     ひたいよ、すべての考えを忘れよ、
     私の五官はみな
     まどろみの中に沈もうとする。

     魂はのんびりと
     自由な翼で浮かび、
     夜の魔法の世界に
     深く千変万化に生きようとする。

           ヘルマンヘッセ・高橋健二訳・新潮文庫