アンリ・デュティユー『交響曲第2番≪ル・ドゥーブル≫』(1959)ほか。緻密堅固、重厚壮大にオーケストレーションしつつ流麗なさま、まことに見事。豊麗な音色、響きに酔い、惚れる。
Dutilleux- Symphony No. 2 (1/4)
とりわけ、きょうの取り上げるアルバムの収録3作品すべてがオーケストラ作品(ちなみに2作品は演奏者の違いはあれども重複している。)ということもあり、ほとんど上記の評≪緻密堅固、重厚≫≪壮大にオーケストレーションしつつ流麗なさま、まことに見事。豊麗な音色、響きに酔い、惚れる≫に尽きるのだけれど・・・。今後ますます演奏レパートリーに加えられる名作として音楽史にその名を刻むことだろう。最近図書館借受のアルバムがつづいていて、いささか気が引けるのだけれど・・・。ところで、このアルバムの3曲目「時間、空間、運動(あるいは≪星月夜≫)」(1978/1991)は≪ニューヨークの近代美術館で目にしたヴィンセント・ファン・ゴッホの絵画<星の降る夜>に触発されたことが作曲の直接の動機だったと伝えられ・・・≫(CD解説)ということもあり、そのゴッホの画を貼り付けてこの稿擱えよう。
アンリ・デュティユー Henri Dutilleux『Timbres, Espace, Mouvement; Metaboles』
1.「交響曲第2番≪ル・ドゥーブル≫Sym No.2“Le Double”」(1959)
2.「メタボールMetaboles」(1965)
3.「時間、空間、運動(あるいは≪星月夜≫)」(1978/1991)
2.「メタボールMetaboles」(1965)
3.「時間、空間、運動(あるいは≪星月夜≫)」(1978/1991)
Henri Dutilleux - Timbres, espaces, mouvement, ou 'La nuit étoilée' Part 1
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http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/51576366.html アンリ・デュティユーHenri Dutilleux(1916-)の弦楽四重奏曲「夜はかくのごとく」(1971-77)ほか。生成の場に立ち会うともいえる現代音楽を聴くということはスリリングである。
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