yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

『清元』。ふりしぼり哀情切々とハイトーンで艶に唄う魅力。

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清元國惠太夫×清元延美雪 三千歳1

             

先日のNHK・FMでの邦楽の番組で「清元」が流されていた。たまたま出くわし聴いた(聞き流し程度だが)だけに過ぎないのだけれど、やはり、艶っぽく張りつめたハイトーンの唄・浄瑠璃と三味線(三絃)に魅かれ感じ入った。この前も、拙ブログで【『新内』。≪哀情切々として身に迫る節回し≫と三絃。ふりしぼりすすり泣くような≪哀切≫極まりないハイトーンの唄い。】とタイトルして新内を取り上げた。これも同じく放送を聴いていたく感じ入ってのことだった。こんなことは若い時には無かったことだけれど。さて、アンチョクではあるけれど「清元」とは?ということで簡略以下の如し≪叙情的で艶っぽい風情を濃厚なものとし、これに長唄の影響を受けて歌うような声ののびやかさや節まわしのおもしろさを加味したものであり、語りものの豪壮さはいささか影がうすい。そのかわり、きわめて瀟洒かつ粋で軽妙な音楽であり、特にその高音を多用する語りは江戸浄瑠璃の精髄を示すものとしてひろく愛された。≫(WIKI)。新内、清元、常磐津、地歌浄瑠璃義太夫と何がなにやら私には輪郭区別(定義)がハッキリしないままの、きわめていい加減な鑑賞者でしかないのだけれど。しかしこのような邦楽の唄いがもつ艶な魅力は、齢重ねるにつけ日に日に染み入り増してくるようだ。これから勉強しよう。ところで先の放送内容は、

- 清元 -

保名
                      (25分22秒)
                    (浄瑠璃)清元延志佐
                    (浄瑠璃)清元延清恵
                    (浄瑠璃)清元 延綾
                    (三味線)清元延美葉
                   (三味線)清元延栄勇美
                    (上調子)清元延美夏

ということだった。備忘録としてNHK番組表よりコピペしておこう。
いつもの通り今回も中央図書館のネット借受のものとことわってこの稿草々に閉じよう。



『清元』

1. 神田祭
2. 長生
3. 鞍馬獅子



http://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/edc8/deao/kiyomoto/index.html 清元節
人間国宝清元志寿太夫の清元が聴けます。興味のある方はぜひクリックしてみてください。日本の伝統歌唱のいろいろが聴けます。

Shinnai(新内)