メンデルスゾーン『ピアノ三重奏曲 第1番』。こころ穏やかに聴ける。これぞ音楽の愉しみ。
Rubinstein, Heifetz and Piatigorsky – Mendelssohn
≫のだそうだ。わが町の小さな図書館に所蔵されていたので、借り受けてきた。上記のように≪史上最高の名トリオ≫の演奏で、名盤のよし。名物ものにうまい物なしとのことばがあるけれど、名盤も・・・とかねてよりつねづねヒネクレテみる性癖あるせいか、躊躇したのだけれど、お目当てのメンデルスゾーンの『ピアノ三重奏曲 第1番 ニ短調 作品49』の収まっているアルバムはこれしかなかったので借りてきたまで。思い入れやこだわりがないのなら音質のいいので聴くに越したことないのはいうまでもないこと。私にはしょうじき、この演奏が≪音楽史上のひとつの奇跡≫であり≪史上最高の名トリオの演奏≫なのかどうかわかりません。あくまでメンデルスゾーンの「ピアノ三重奏曲」を聴きたかったまでです。いつもの如く仕事帰りの車中のラジオから流れていた曲に感じ入ってのことで。スタジオにリスナーを招いての公開放送のラジオ番組だったのだけれど、演奏者が愉しそうにアンサンブルしていたのだった。曲ももちろんいいのだけれど・・・。