yuki-midorinomoriの日記

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レオシュ・ヤナーチェク『室内楽・器楽作品集Vol.1』。ココロ穏やかに鎮めるナチュラルさが魅力。ここには自然とともに地を踏みしめ歩む確かな<ひと>がいる。

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Leoš Janáček - Piano Sonata 1. X. 1905 "From the Street" (1 of 2)

              

イメージ 2きょうも図書館ネット予約借受のアルバム。チェコ東部・モラビアを出自とするレオシュ・ヤナーチェク(Leoš Janáček, 1854 - 1928)の『室内楽・器楽作品集Vol.1』。以前この作曲家のピアノ作品集を取り上げたさい≪レオシュ・ヤナーチェクの『ピアノ作品集』ショパンのいささかの陶酔的、感傷的な美しさ、技巧的華麗な煌びやかさに食傷の方には、この民族派ショパンに心安らぐことだろう。≫とタイトルし投稿し、その中でまた≪ココロ穏やかに鎮めるナチュラルさが魅力≫とも評した。いままで聴いたのはごく僅かに過ぎないのだけれど室内楽はそうした印象のするものが多いようだ。大掛かりな代表作とされる交響的狂詩曲「タラス・ブーリバ」(1915 - 1918)や「シンフォニエッタ」(1926)などはあまり面白いといった印象しないのだけれど、室内楽は、わが心性にフィットするようで≪ココロ穏やかに≫させられるのだ。ここには自然とともに地を踏みしめ歩む確かな<ひと>がいる。技巧的華麗をひけらかす、いや、強調するところのないのが大いに好感するところだ。




ヤナーチェク室内楽・器楽作品集Vol.1』

「霧の中でIN THE MIST」
「プレストPLESTO」
「おとぎ話しA FAIRY-TALE」
ピアノソナタ「1905年10月1日」SONATA」
カプリッチョCAPRICCIO」