yuki-midorinomoriの日記

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ミッシャ・マイスキー『ララバイ~チェロ名曲集』。マイスキーの歌心にあふれた子守唄を聴きながらきょう一日の疲れを癒し、心穏やかにして寝床に身を沈めることとしよう。

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Carnival of the Animals - The Swan 白鳥(サン=サーンス)

            

イメージ 2そんなに前だと思っていなかったのだけれど、以前チェリストミッシャ・マイスキーの演奏集を取り上げた。で、念のため逆のぼり調べたら、ついこのあいだと思っていたのに、なんとはやひと月も前のことだった。その投稿記事のタイトルは≪『セレナーデ・マイスキー/シューベルト名曲集』。切々と歌い上げるミッシャ・マイスキーのチェロ「辻音楽師(Die Leiermann)」、いいものだ。≫だった。べつにそれが印象深く良かったから二匹目の次もと言う積極的な理由からではなく、これといって借りるものが無かったからと言うのがほんとうのところだ。で、わが町の図書館の所蔵CDにマイスキーの『ララバイ~チェロ名曲集 』が目にとまったので借り受けてきた。棚には聴くべき名曲がまだまだたくさん並んでいるのだけれど、私のような聴きたくないものはとことん遠ざけるというきわめて好き嫌いの激しい偏頗な傾向をもつ偏屈意固地なリスナーにとって借りるものが少なくなってきたというだけのことだけれど・・・。ほんとうにマイスキーは性良くよく歌う。しっとりと情感たっぷりに歌い上げる。先のセレナーデといい、今回のララバイといい、マイスキーにピッタしだ。いやチェロと云う楽器にふさわしいということだけなのかも知れないが・・・。ま、そんなことはともかく、マイスキーの歌心にあふれた子守唄を聴きながらきょう一日の疲れを癒し、心穏やかにして寝床に身を沈めることとしよう。では皆さんおやすみ。



ミッシャ・マイスキー『ララバイ~チェロ名曲集』

1. メディテーション(アヴェ・マリア)(バッハ=グノー編)
2. ラルゲット(ヘンデル)
3. ガヴォット(リュリ)
4. メロディ(グルック)
5. 無言歌ニ長調op.109(メンデルスゾーン)
6. 前奏曲ロ短調op.28-6(ショパン)
7. アヴェ・マリアD.839(シューベルト)
8. トロイメライ(シューマン)
9. 子守歌(ブラームス)
10. ナナ〈子守歌〉(ファリャ)
11. 夢のあとにop.20(フォーレ)
12. エレジー(悲歌)(マスネ)
13. 白鳥(サン=サーンス)
14. ハバネラ(ラヴェル)
15. カタロニア地方の民謡(鳥の歌)(カザルス)
16. 夜想曲(チャイコフスキー)
17. ヴォカリーズ(ラフマニノフ)
18. 愛の悲しみ(クライスラー)


カタロニア地方の民謡(鳥の歌)(カザルス) pablo casals