yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ベートーヴェン「ピアノ協奏曲 ニ長調(バイオリン協奏曲 ニ長調作品61の編曲)」をNHK・FMのオッリ・ムストネンで聴く。

イメージ 1

I.Perlman - Beethoven Violin Concerto, 2nd mov

           

過日いつものごとくの帰宅途上の自動車のラジオから、緩やかに流れていた美しいフレーズが、なんとベートーヴェンの「バイオリン協奏曲 ニ長調 作品61」の編曲(ヴァージョン)の「ピアノ協奏曲 ニ長調」であるということが放送終了間際にアナウンスされたのだった。で、日曜日恒例の散歩がてらの図書館通いの折、たまたまベートーヴェンの「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61」とブラームスの「ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77」のカップリングアルバムが所蔵されていたので、借り受けてきた。ラジオから流れていたフレーズの確認ということでもあった。ところで、そのラジオから流れていた放送内容(5/9)をネットで、先ほど検索し調べたところ

 - 第1646回N響定期公演 -

「3つの神秘(2002)」          ムストネン作曲
                       (8分35秒)

「ピアノ協奏曲 ニ長調(バイオリン協奏曲 ニ長調
             作品61の編曲)」ベートーベン作曲
                      (39分35秒)
                (ピアノ)オッリ・ムストネン

                  (管弦楽)NHK交響楽団
                 (指揮)オッリ・ムストネン
  ~NHKホールから中継~

とあった。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を自らピアノヴァージョンに編曲し、演奏し、指揮していたのはオッリ・ムストネンというフィンランド産の多才の音楽家だった。作曲、指揮、演奏とこなすマルチタレントとして注目の音楽家だそうだ。ところで、おのれの浅学無知、お粗末をさらけ出すようなものだけれど、普段から音楽関係の冊子はほとんど目を通さない。いや遠ざけている。情報源は新聞限定です。(いつもいっていることだけれど、強迫観念めいて情報に振り回されるのがいやで・・・)ということもあり初耳の音楽家だった。
さて、本題。先のフレーズの美しさに耳そばだてたはいいけれど、なんとクセのある、しょうじきヘタクソ(一流ではない!という意味でです)なピアノで、あの程度で臆面もなく弾くもんだとの印象を持ったのだった。というも、当日のパフォーマンスが悪かっただけなのかも知れないけれど・・・、他の演奏をアルバム等で聴いているわけではないので。当日のラジオゲストは同業者であるがゆえかも知れないが終演後、いい演奏だったと感想述べていたけれど、ほんとう?つらいところですねと思わずひとりごちた。
きょうは、悪口だけで、肝心のアルバム鑑賞の言葉を記せず終わってしまった。
投稿しなかった方がよかったかも・・・。


追記(7/1)――
文中
「ピアノ協奏曲 ニ長調(バイオリン協奏曲 ニ長調
             作品61の編曲)」ベートーベン作曲
に関しての私の勘違い(大きな間違い)の御指摘がありましたので、<Yoshimi>さまより書き込みいただいた下記コメントお読み願います。





『ベートヴェン&ブラームス:ヴァイオリン協奏曲』
1. ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 I.Allegro ma non troppo
2. ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 II.Larghetto
3. ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.61 III.Rondo:Allegro
4. ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 I.Allegro non troppo
5. ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 II.Adagio
6. ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 III.Allegro giocoso,ma non troppo vivace