yuki-midorinomoriの日記

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ディートリヒ・ブクステフーデ『オルガン名曲集』。素朴といったら言い過ぎかもしれないけれど温もりの響きが心地よい。心は豊かだ。

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D. Buxtehude: Passacaglia in D minor Bux 161

             
             投稿音源のものではありません。

 「まこと気高く、大いなる誉れに満ち、世にあまねく知られた」(ヨハン・カスパル・ウーリヒによる追悼詩・WIKIより)
イメージ 2過日いつものごとく、仕事帰りの車中にてNHK・FMから流れていたオルガン曲に感じ入ってがそもそもの動機のきょうのブログ投稿。流れていたのは名手トン・コープマンTon Koopman, 1944 - )によるディートリヒ・ブクステフーデ(Dieterich Buxtehude, 1637-1707)のオルガン曲だった。(ちなみに、ヨハン・ゼバスティアン・バッハJohann Sebastian Bach, 1685(ユリウス暦) - 1750)までおよそ半世紀の時代の隔たりがある。)で、念のためにネット検索してみたら以下の放送内容だった(ブクステフーデ関連のみをコピーペースト)。

【ベストオブクラシック・セレクション -トン・コープマン オルガン・リサイタル-

前奏曲シャコンヌ ハ長調 BuxWV137」
                     ブクステフーデ作曲
                       (4分11秒)
「コラール前奏曲“来たれ聖霊よ、主なる神よ”
            BuxWV199」ブクステフーデ作曲
                       (3分46秒)
パッサカリア ニ短調 BuxWV161」ブクステフーデ作曲
                       (5分31秒)
「コラール前奏曲“ああ主よ、哀れなる罪人のわれを”
            BuxWV178」ブクステフーデ作曲
                       (2分39秒)
「フーガ ハ長調 BuxWV174」   ブクステフーデ作曲
                       (2分42秒)
「コラールファンタジー“輝く暁の星の麗しさよ”
            BuxWV223」ブクステフーデ作曲
                       (5分19秒)
前奏曲 ニ長調 BuxWV139」   ブクステフーデ作曲
                       (4分57秒)
「コラール前奏曲“今ぞわが魂よ主をたたえよ”
    BuxWV214、215&213」ブクステフーデ作曲
                       (8分52秒)】

セバスティアン・バッハとはおよそ半世紀の世代的ズレがあるのだけれど、それはともかくとして(オルガン音楽の時代的変遷、その継承ウンヌンのことどもはまったく無知にて承知しないので)も、否が応でもバッハの洗練の度、崇高を感じざるをえないのだけれど。しかしバッハにはない?、素朴といったら言い過ぎかもしれないけれど温もりの響きが心地よく魅力があるのだ。心は豊かだ。たぶん、放送でのトン・コープマンのブクステフーデに魅入られたのはそこだったのではと、きょうの図書館ネット借受のCDアルバム『いかに美しきかな,暁の明星は~ブクステフーデ・オルガン名曲集』(オルガン・鈴木雅明(1954-))
を聴いていてそう思う。ま、そんなことよりパイプオルガンの音色は私を落ち着かせ、洗い清めてくれる。神にささげる・・・無私の響き。



ディートリヒ・ブクステフーデ『いかに美しきかな,暁の明星は~オルガン名曲集』
イメージ 3オルガン・鈴木雅明     

1. いかに美しきかな,暁の明星は(ルトゲリ教会のグロッケン)
2. プレリュード ニ長調BuxWV139
3. パッサカリア ニ短調BuxWV161
4. トッカータ ニ短調BuxWV155
5. 汝我を呼ばわる,イエス・キリストよBuxWV196
6. プレリュード,フーガとシャコンヌ ハ長調BuxWV137
7. 来れ,聖霊,主なる神BuxWV199
8. 同BuxWV200
9. プレリュード イ短調BuxWV153
10. フーガ ハ短調BuxWV174
11. カンツォン ト短調BuxWV173
12. プレリュード ト短調BuxWV149
13. 今,我ら聖霊に願い奉るBuxWV208
14. 同BuxWV209
15. プレリュード ト短調BuxWV163
16. いかに美しきかな,暁の明星はBuxWV233