yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ペンギン・カフェ・オーケストラ『Music From the Penguin Cafe』(1976)。片意地張らずライトな曲趣、なかなかにおもしろい試みは感じさせるものの・・・。

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Penguin Cafe Orchestra

            

環境音楽を提唱実践し画期を為したブライアン・イーノ。その彼が立ち上げ主宰しプロデュースした
オブスキュア・レーベル OBSCURE LABELよりリリースされた10枚のうちの一枚が、今日のアルバム『Music From the Penguin Cafe』(1976)。このシリーズのマイケル・ナイマン MICHAEL NYMANギャビン・ブライヤーズ GAVIN BRYARS、それにブライヤン・イーノ BRIAN ENOなどなどが聴きたくて(ギターのデレク・ベイリーの参加もあって)手に入る限りのものを買い集めただけで、このペンギンカフェは、コレクターのつねで、欠番があると落ち着かないということだけで手にしたにすぎないのだけれど。フリージャズや現代音楽にどっぷり漬かっていた我が身にとっては、正直なところあまりピンとこなかった。片意地張らずライトな曲趣、このゆるさが受け入れられての人気だったのだろうが。ポップななかにもミニマルな手法や、民族音楽要素の取り込みなど、なかなかにおもしろい試みは感じさせるものの・・・といったところで、しかし私の関心は打ち止めとなってしまった。なぜなのだろう。
ところで、通販アルバムレビューに以下のことばがあった。

「人生におけるランダムな要素を大切にしよう。そうすれば創造性が失われずにすむ。 Penguin Cafe はそんな場所なんだ」

これは、このペンギン・カフェ・オーケストラPenguin Cafe Orchestra)の主宰者でギタリストのサイモン・ジェフズのことばのよし。このコンセプト、ことばはおおいに気にいったのだけれど・・・。




ペンギン・カフェ・オーケストラ『Music From the Penguin Cafe』(1976)

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Penguin Cafe Single
Zopf:a.From the colonies
b.In a Sydney hotel
c.Surface tension
d.Milk
e.Coronation
f.Giles Farnaby's dream
g.pigtail
Side2
The sound of someone you love who's going away and it doesn't matter
Hugebaby
Chartered flight