yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ジョン・コルトレーン『COLTRANE』(1962)。ほんとうにジャズらしいジャズ。今聴きなおしても、古びた印象はまったく無い。

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John Coltrane – Tunji

             

さすがインパルス、いい音が鳴っています。といっても只今現在はノートパソコンを机上に、キーボードに手を置きながらヘッドーフォーンで鑑賞しているのだけれど。スピーカーではさぞかしと思われる。ルディ・ヴァン・ゲルダー(Rudy Van Gelder, 1924 - )サウンドということなのでしょう。音像クッキリとしたメリハリのあるハードな音。はるか昔の学生時代のジャズ喫茶でのサウンド体験がヘッドフォーンを通して頭に蘇ってくる。おしなべて、当時なぜ狂おしいほどにジョン・コルトレーンJohn Coltrane、1926 - 1967)だっイメージ 2たのか、熱心なリスナーで無かった私にはわからないけれど。私はといえばエリック・ドルフィーだったもので・・・。コルトレーンの死をもってジャズは終わったとのたまわったのはジャズ評論家の相倉 久人 (あいくら ひさと、1931 - ) でなかっただろうか。斯くなる言辞もわからないではない。ほんとうにジャズらしいジャズ。今聴きなおしても、古びた印象はまったく無い。それかあらぬか≪モダンジャズのテナーサックス演奏では、コルトレーンの影響下に無いものがいないという状況が長く続いている。≫(WIKI)これぞジャズ!といったサックスのアドリブパフォーマンスには確かにどこかしらコルトレーンの響きがするのではないだろうか。まさにコルトレーンの影響甚なる革新はジャイアント・ステップスということなのだろう。





John Coltrane Quartette 『COLTRANE』(1962)

Tracklist:
A1.Out Of This World 14:02
A2.Soul Eyes 5:22
B1.The Inch Worm 6:14
B2.Tunji (Toon-Gee) 6:33
B3.Miles' Mode 7:30

Credits:
Saxophone [Tenor] - John Coltrane
Bass - Jimmy Garrison
Drums - Elvin Jones
Piano - McCoy Tyner
Producer - Bob Thiele

Engineer - Rudy Van Gelder

Notes:
Recorded 11 April and 20 June, 1962 at Van Gelder Studios, Englewood Cliffs, New Jersey


john coltrane quartet with eric dolphy impressions