yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ユージン・チャドバーン『Guitar Trios』(1977)。ジャンクアートならぬジャンクミュージック。ポストモダンな解体的意味レスの、ギターをもってする音楽ならぬ音楽。

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Eugene Chadborne & Tim Perkis Duo at 21Grand

            
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ギターでなくてはならないの?といいたくなる音(物音)たちが徹底して無機的なパフォーマンスを展開する。まさにポストモダンな解体的な意味レスの、ギターをもってする音楽ならぬ音楽といっておこうイメージ 2か。もうこう書き出すとどのような音楽!?であるかはおよそ察しがつこうというものだろう。ココロの健全な方には間違ってもお薦めできるたちの音楽ではないと先ずはお断りしておこうか。ココロ傾(か)ぶき荒(すさ)ぶをいとおもしろきことと、へそ曲がり、斜にかまえるやぶにらみの、オッペケペーのすっとこどっこいな遊び人間のみの許容できる音楽、いやノイズと言っておこうか。今日登場するギタリストのユージン・チャドバーンEugene Chadbourne(1954-, New York)は、まことに風変わりな変人奇人と言ってもいいのだろう。類は友を呼ぶなのでしょうか。彼のオフィシャル・サイトのトップページ画像を見るだけで、その心象風景、そのありどころが表れているように思える。まるで、ジャン・ティンゲリーに象徴されるジャンク・アート、いやジャンク(ノイズ)ミュージックといえるのかも・・・。


ユージン・チャドバーン Eugene Chadbourne 『Volume Three: Guitar Trios』(1977)

Tracklist:
A1.Two Peafowl
A2.Tails Folded In Close
A3.Pause For A Moment In The Front Yard Dusk
B.We Are Always Chasing Phantoms
  Engineer - Peter Sohn
   Guitar [Electric, Toy] - Owen Maercks
   Guitar [Two Prepared 12 String, Unamplified Electric], Horns [Plastic], Noises [Toys, Siren] - Eugene Chadbourne
Guitar, Acoustic Guitar, Horns [Plastic] - Henry Kaiser


Credits:
Acoustic Guitar [6 String] - Eugene Chadbourne , Randy Hutton (tracks: A1 to A3)
Guitar [Nylon String] - Richard Baker (4) (tracks: A1 to A3)
Noises [Radio] - Eugene Chadbourne (tracks: A1 to A3)
Recorded By - Wade McGregor (tracks: A1 to A3)



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http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/48077520.html 溌剌清新アヴァンギャルドななか歌心、遊び心の顔のぞかせるユージン・チャドバーンの処女作品集『Volume One Solo Acoustic Guitar』(1975)。


Doc Chad and his Electric Rake