フランツ・シューベルト『弦楽四重奏曲「死と乙女」&「ロザムンデ」』(1984)やはりシューベルトらしい旋律の美しさは、緩徐楽章・アンダンテで極まる。
Franz Schubert - String Quartet, in A minor, D 804 "Rosamunde"
昨日コルトレーンで、今日シューベルト。この並びはなんなのだろう。いささかスキゾ
の気がある。このことは自覚しているけれど。それはともかく、先のコルトレーンと同じくシューベルトもここ最近たて続けに投稿したということもあって、その勢いで図書館ネット借受で手にしたのが、『弦楽四重奏曲14番<死と乙女>1824年&13番<ロザムンデ>1824』。どちらも有名な作品で、ラジオなどでは今までに幾度かは聴き流し程度できいているはずなのだ。しかし、音盤を手にして専心鑑賞するのは今日が初めてだ。暗い情熱的出だし(いや主調トーンはこの暗き情熱といっていいのだろうが)をもつ「死と乙女」にはチョット驚いたけれど、やはりシューベルトらしい旋律の美しさは、緩徐楽章・アンダンテで極まる。
もうひとつの「ロザムンデ」のほうは、旋律の美しさもさることながら、弦楽合奏がもつ響きの豊麗さにおいて、私にはこちらの方が練達、筆の冴え(同じ年の作曲ではあるが)を聴き取るのだけれど、さてどうだろうか。ちなみに≪第12番から始まるベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲≫は1825年を持って再開始められているそうだ。これらシューベルト作品が世に出る1年後となる。ベートヴェンの没するは27年。シューベルトのそれは28年。
の気がある。このことは自覚しているけれど。それはともかく、先のコルトレーンと同じくシューベルトもここ最近たて続けに投稿したということもあって、その勢いで図書館ネット借受で手にしたのが、『弦楽四重奏曲14番<死と乙女>1824年&13番<ロザムンデ>1824』。どちらも有名な作品で、ラジオなどでは今までに幾度かは聴き流し程度できいているはずなのだ。しかし、音盤を手にして専心鑑賞するのは今日が初めてだ。暗い情熱的出だし(いや主調トーンはこの暗き情熱といっていいのだろうが)をもつ「死と乙女」にはチョット驚いたけれど、やはりシューベルトらしい旋律の美しさは、緩徐楽章・アンダンテで極まる。
もうひとつの「ロザムンデ」のほうは、旋律の美しさもさることながら、弦楽合奏がもつ響きの豊麗さにおいて、私にはこちらの方が練達、筆の冴え(同じ年の作曲ではあるが)を聴き取るのだけれど、さてどうだろうか。ちなみに≪第12番から始まるベートーヴェンの後期の弦楽四重奏曲≫は1825年を持って再開始められているそうだ。これらシューベルト作品が世に出る1年後となる。ベートヴェンの没するは27年。シューベルトのそれは28年。
1.弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 D.810 ≪死と乙女≫ 第1楽章:アレグロ
2.弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 D.810 ≪死と乙女≫ 第2楽章:アンダンテ・コン・モート
3.弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 D.810 ≪死と乙女≫ 第3楽章:スケルツォ(アレグロ・モルト)&トリオ
4.弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 D.810 ≪死と乙女≫ 第4楽章:プレスト
5.弦楽四重奏曲 第13番 イ短調 D.804 ≪ロザムンデ≫ 第1楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ.
6.弦楽四重奏曲 第13番 イ短調 D.804 ≪ロザムンデ≫ 第2楽章:アンダンテ
7.弦楽四重奏曲 第13番 イ短調 D.804 ≪ロザムンデ≫ 第3楽章:メヌエット(アレグレット)&トリオ
8.弦楽四重奏曲 第13番 イ短調 D.804 ≪ロザムンデ≫ 第4楽章:アレグロ・モデラート
2.弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 D.810 ≪死と乙女≫ 第2楽章:アンダンテ・コン・モート
3.弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 D.810 ≪死と乙女≫ 第3楽章:スケルツォ(アレグロ・モルト)&トリオ
4.弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 D.810 ≪死と乙女≫ 第4楽章:プレスト
6.弦楽四重奏曲 第13番 イ短調 D.804 ≪ロザムンデ≫ 第2楽章:アンダンテ
7.弦楽四重奏曲 第13番 イ短調 D.804 ≪ロザムンデ≫ 第3楽章:メヌエット(アレグレット)&トリオ
8.弦楽四重奏曲 第13番 イ短調 D.804 ≪ロザムンデ≫ 第4楽章:アレグロ・モデラート
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%A6%E6%A5%BD%E5%9B%9B%E9%87%8D%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC13%E7%95%AA_(%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%A6%E6%A5%BD%E5%9B%9B%E9%87%8D%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC14%E7%95%AA_(%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88)
フランツ・シューベルト関連投稿記事――
http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/60758105.html フランツ・シューベルト『ピアノ・トリオ第1&第2番/アルペジオーネ・ソナタ 』(1997) 。美しいとばかり云ってられない・・・。なにかしら哀しい明るさ・・・。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%A6%E6%A5%BD%E5%9B%9B%E9%87%8D%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC14%E7%95%AA_(%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88)
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http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/60758105.html フランツ・シューベルト『ピアノ・トリオ第1&第2番/アルペジオーネ・ソナタ 』(1997) 。美しいとばかり云ってられない・・・。なにかしら哀しい明るさ・・・。
http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/60723366.html フランツ・シューベルト『後期ピアノ・ソナタ集』(1987)。ベートーヴェン?いやいや。その愛すべき詩情はまさしくシューベルト。