yuki-midorinomoriの日記

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世良譲『ミスター・ピアノ』(1978)。レッスン用と謳っているけれど、戦後の、古き良き清新のジャズスピリットを感じさせて清々しい気分にさせてくれるピアニズム。

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世良譲ロピアノ③ Autumn Leaves

        

純粋な?ジャズファンからすれば、TV等の歌番組にけっこう出たりで、ちょいと軽めの印象がないでもないのだけれど、腕は達者といっていいのだろう・・・と思います。ジャズピアニストの世良 譲(せら ゆずる、1932 - 2004)。戦後の、古き良き清新のジャズスピリットを感じさせて清々しい気分にさせてくれるピアニズム。ということで、その世良 譲の、名曲、スタンダードばかりをあつめたピアノ・ソロ作品集『ミスター・ピアノ』(1978)。といっても、このアルバムの趣旨は、≪ソロ・ピアノ・ムードを楽しみたい方の為に・・・ポピュラー・ピアノを自分でも弾いてみたいとおもっていらっしゃる方の為に・・・≫とあるように、そうした人たちにとって参考となるようにと、はっきりとしたメロディ・ラインの提示イメージ 2から、次第にアドリブ展開へと、と言ったいっしゅ教科書的オーソドックスなソロピアノパフォーマンスものと言っていいのだけれど(簡単な、収録全曲の楽譜とレッスン解説が付いている)。しかし、オーソドックスなだけに、それはそれで万遍なく愉しめる作品集となっている。そうしたこともあってか、もしもピアノが弾けたなら・・・の気分にさせる。



世良譲『ミスター・ピアノ』(1978)

a-1.イエスタデイYesterday
a-2.フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンFly Me to the Moon
a-3.ひまわりLove Theme/Sunflower
a-4.tマスカレードThis Masquerade
a-5.マイ・ウェイMy Way
a-6.スター・ダストStar Dust
b-1.枯葉Autumn Leaves
b-2.朝日のようにさわやかにSoftly,As in a Morning Sunrise
b-3.サマータイムSummertime
b-4.時の過ぎゆくままにAs Time Goes By
b-5.酒とバラの日々Days of Wine and Roses
b-6.ミスティMisty


世良譲がDREAMY(Erroll Garner風に)を弾く