グレン・グールド『バッハ・トッカータ集Vol.Ⅱ』(1980)。ココロの落ち着き、平安を取り戻すために。フーガに身を任せる・・・。
Glenn Gould plays Bach Toccata in E minor BWV 914
この時期いつものこととはいえ、野暮用、ルーティンがつぎから次と押し寄せ、いささか疲れております。こうした気分を慰撫してくれるのはバッハということで、グレン・グールド『バッハ・トッカータ集Vol.Ⅱ』(1980)を手に取る。だいぶ前に≪グレン・グールド『バッハ・トッカータ集Vol.Ⅰ』(1979)。≫を取り上げはしたものの、記事内容は音楽外のことを記しただけだった。今回もそれ以上に、アルバムを取り上げてはいるけれど、語るものを何ももち合わせていない。ただひたすら聴くのみだ。ココロの落ち着き、平安を取り戻すために。フーガに身を任せる・・・。
ある(実験音楽)本で次のことばが印象に残った。で、備忘録としてそれを引用貼り付けておこう。
≪彼女は、求道精神と気晴らしとは同じものであることを知った。≫ (ドミニク・ドゥ・ルー「ただちに」より)