yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

バッハはグレン・グールド、ドビュッシーはサンソン・フランソワ。『ドビュッシーピアノ作品選集』4枚組み。

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Samson François - Debussy : Clair de lune:Debussy - Suite Bergamasque : 'Clair de lune' Samson François Salle Wagram, Paris, 1968


            
「解釈も技巧も捨てるならば、『まことに』よく演奏できる。解釈は、先入観、つまり作り上げられた情緒にすぎない。技巧はといえば、それによって意に反してでも演奏できるようになる、決まり文句(公式)にすぎない」(S・フランソワ)
バッハはグレン・グールドドビュッシーサンソン・フランソワ(Samson François ,1924 - 1970)と私の耳は固着しております。すべての演奏、いや、鑑賞判断基準となってしまっている。まことに難儀といえば云える。それほどに、この両者は強烈な印象を我がココロにも、イメージ 2耳にも刻み込んだのだ。つまりは、ことバッハ、ドビュッシーに限っては、今のところこの両者を超えるものは、私にとっては存在しないと言い切っても云い。ドビュッシーピアノ曲は、管弦楽作品以上に私は好きだ。(管弦楽作品はモーリス・ラベルに譲ろう。)そのドビュッシーのピアノ数寄を私に決定づけたのはサンソン・フランソワだった。出来不出来の波が、振幅が激しい・・・などといった風評?など私にはどうでもいいことだ。記録として残された今日取り上げるサンソン・フランソワの『ドビュッシーピアノ作品選集』4枚組みこそは、すべての演奏判断基準である。(おお、この思い入れ!。)口幅ったいことではありますが、おのおのがたへはドビュッシーピアノ曲に魅せられることを保証しよう。まさしく天才のピアニズムでドビュッシーは永遠性を獲得する。鳥肌立つとはこのことだ。

                     写真:Samson François→


サンソン・フランソワ Samson Françoisの『ドビュッシーピアノ作品選集』4枚組み

ベルガマスク組曲 1.前奏曲
ベルガマスク組曲 2.メヌエット
ベルガマスク組曲 3.月の光
ベルガマスク組曲 4.パスピエ
前奏曲 第1巻 I.デルフの舞姫
前奏曲 第1巻 2.帆
前奏曲 第1巻 3.野を渡る風
前奏曲 第1巻 4.夕べの大気にただよう音と香り
前奏曲 第1巻 V.アナカプリの丘
前奏曲 第1巻 6.雪の上の足跡
前奏曲 第1巻 7.西風の見たもの
前奏曲 第1巻 8.亜麻色の髪の乙女
前奏曲 第1巻 9.さえぎられたセレナード
前奏曲 第1巻 X.沈める寺
前奏曲 第1巻 XI.パックの踊り
前奏曲 第1巻 102.ミンストレル

子供の領分 1.グラドゥス・アド・パルナッスム博士
子供の領分 2.象の子守歌
子供の領分 3.人形へのセレナード
子供の領分 4.雪は踊る
子供の領分 5.小さな羊飼
子供の領分 6.ゴリウォーグのケークウォーク
前奏曲 第2巻より I.霧
前奏曲 第2巻より 2.落葉
前奏曲 第2巻より 3.ヴィーノの門
前奏曲 第2巻より 4.仙女たちはあでやかな踊り子
前奏曲 第2巻より V.ヒースの荒野
前奏曲 第2巻より 6.奇人、ラヴィーヌ将軍
前奏曲 第2巻より 7.月光に濡れる謁見のテラス
前奏曲 第2巻より 8.水の精
前奏曲 第2巻より 9.ピックウィック殿讃頌
前奏曲 第2巻より X.カノープ
前奏曲 第2巻より 102.花火

版画 1.塔
版画 2.グラナダの夕暮れ
版画 3.雨の庭
ピアノのために 1.前奏曲
ピアノのために 2.サラバンド
ピアノのために 3.トッカータ
映像 第1集 1.水の反映
映像 第1集 2.ラモー讃
映像 第1集 3.動き
映像 第2集 1.葉ずえを渡る鐘の音
映像 第2集 2.かくて月は廃寺に落つ
映像 第2集 3.金色の魚

マスク
よろこびの島

2つのアラベスク アラベスク 第1番 ホ長調
2つのアラベスク アラベスク 第2番 ト長調
レントより遅く
練習曲 第2集より(5曲)第7曲:半音階のための
練習曲 第2集より(5曲)第8曲:装飾音のための
練習曲 第2集より(5曲)第10曲:対比音のための
練習曲 第2集より(5曲)第11曲:重複するアルペジョのための
練習曲 第2集より(5曲)第12曲:和音のための
英雄的な子守歌