yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル『6つのソナタ 6TRIOSONATAS Op.2』。わずか10才の<幼な書き>?。天才に成熟ということばあるのか?と言いたくなる。

イメージ 1

Händel - Trio Sonata Op.2 Nr.5

           
「ああ。当時は何かに憑かれたように書きまくっていたよ。一番のお気に入りの楽器だったオーボエのための作品がほとんどだった。」(ヘンデル
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(Georg Friedrich Händel 1685 - 1759)僅か10歳のときに作曲されたといわれている『(2つのオーボエ通奏低音のための)6つのソナタ 6TRIOSONATAS Op.2』。いままであまりヘンデルを聴いてこなかったということと、きのうのベルリオーズの弱冠20才の若書きミサ曲ということもあってか、ネット図書館で検索していて、たまたま誰も予約、貸し出しされていなかったということで、手にしたというに過ぎないのだけれど。10才の作を何といったらいいのだろう。若書きどころか幼な書きと言いたくなる年齢ではある。それも音楽家系でもなく、そうした環境でもなく、しかしその才の片鱗認められて音楽に近づくことを許されてすぐのごく短時日での、まさしく<幼な書き>である。今までも、モーツアルトメンデルスゾーンロッシーニなど天才たちの若書きを投稿してきたけれど・・・。現代音楽の作曲家たち、プロフェッショナルはこれらヘンデルの<幼な書き>『6つのソナタ 6TRIOSONATAS Op.2』をどう評定するのだろう。私のようなドシロウトには分かりかねる世界ではある。はたして天才に成熟ということばあるのか?と言いたくなる。





ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル『(2つのオーボエ通奏低音のための)6つのソナタ 6TRIOSONATAS Op.2』。

1. ソナタ第1番変ロ長調HWV380(ヘンデル)
2. イエス,私の喜びLV49(第11変奏)(ツァッホ)
3. ソナタ第2番ニ短調HWV381(ヘンデル)
4. 主よ,罪人の我を哀れみたまえLV24(ツァッホ)
5. ソナタ第3番変ホ長調HWV382(ヘンデル)
6. プレリュード ヘ長調LV57(ツァッホ)
7. ソナタ第4番ヘ長調HWV383(ヘンデル)
8. プレリュード ト長調LV58a(ツァッホ)
9. ソナタ第5番ト長調HWV384(ヘンデル)
10. イエス,私の喜びLV49(第12変奏)(ツァッホ)
11. ソナタ第6番ニ長調HWV385(ヘンデル)

    ※オルガン奏者で音楽教師のツァッホは、ヘンデルの師匠。