yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

グル・グル 『UFO』(1970)。まさに、沸き立つエネルギーのごった煮の熱気に60年代後半の社会騒擾を思い起こさせ、胸ざわつかすものがある。

イメージ 1

Guru Guru - Girl Call

            

少年少女コミックの『(魔法陣)グル・グル』ではありません。ジャーマン・ヘヴィーロック(サイケデリックロックとも言われているらしいけれど)のグル・グル(Guru Guru)なのだ。70年前後のたぎるエネルギーがのたうっているロックサウンドといっていいだろうか。なにやらジミ・ヘンドリックス(James Marshall "Jimi" Hendrix, 1942 - 1970)を彷彿とさせるへヴィーサウンドロックでもあり、またタイトル曲「UFO」ではエレクトリックノイズサウンドをエクスペリメンタルに果敢していてと、まさに、沸き立つエネルギーのごった煮の熱気に60年代後半の社会騒擾を思い起こさせ、胸ざわつかすものがある。ところで、このロックグループ「グル・グル(Guru Guru)」をWIKIで覗いていたところ興味深い次の記述があった。
≪ドラマーのマニ・ノイマイヤーを中心に結成された。かれは1960年代からフリー・ジャズの世界で活動していたが、しだいに物足りなさを覚えるようになり、イレーネ・シュヴァイツァー・トリオ時代に知り合ったベーシスト、ウリ・トレプテとともに1968年、ロック・グループ「グル・グル・グルーヴ」をスタートした。≫うん?イレーネ・シュヴァイツァー Irene Schweizer・トリオ?というわけで、私の好みでもある、この女流セシル・テイラーなる趣をもつ彼女の5つほどの投稿済み記事を振り返ってみた。たしかに≪イレーヌ・シュヴァイツアーの初期のリーダーアルバム『EARLY TAPES』(1967)。女セシル・テーラーか。現代音楽的洗練とエネルギッシュなフリージャズパワー。≫とタイトルして取り上げた初期のリーダーアルバム『EARLY TAPES』(1967)にその名(Drums - Mani Neumeier マニ・ノイマイヤー ,Bass - Uli Trepte ウリ・トレプテ )がクレジットされていた。意外なつながりだった。フリージャズからヘヴィー(エレクトリックノイズ)ロックへの転出かぁ・・・。





グル・グル Guru Guru 『UFO』(1970)

Tracklist:
A1. Stone In 5:42
A2. Girl Call 6:15
A3. Next Time See You At The Dalai Lhama 6:10
B1. Ufo 10:15
B2. Der LSD-Marsch 8:25

Credits:
Bass - Uli Trepte
Drums, Voice - Mani Neumeier
Engineer [Toningenieur] - Thomas Muller*
Guitar - Ax Genrich
Recording Supervisor - D. Schittenhelm , J. Schittenhelm*
Written-By, Producer - Guru Guru


Guru Guru - Stone in