yuki-midorinomoriの日記

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ヨーゼフ・ハイドン『交響曲全集』。第90番から98番までの巻きを鑑賞。≪104曲+数曲≫!冗談でしょうと・・・何がそうまでさせたのか。

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Haydn: Symphony No.90 - Gardiner/RCO(2010Live)

              

以前記事投稿したさい、少しはハイドンを聴こうと云ったこともあり、なぜかわが町の図書館に所蔵されている全CD33枚もの『ハイドン交響曲全集』の内の第90番から98番までが収録されている「第8巻」CD4枚セットのみをひとまず借り受けてきた。生涯作曲された交響曲は≪104曲+数曲≫(WIKI)なんだそうで、なんなのこれって感じではある。若い時はそうでもなかったのだけれど、齢食ってくると、交響曲はコッテリとしすぎて、胃もたれするようになり遠ざけてきたジャンルとなってしまっている(たまにはいいけれど)。最近は専ら室内楽、小編成のものばかりを聴くようになってしまっている。老いの情緒安定にはちょうどこれ位がいいようなのだ。と言うこともあって、やはりというべきか、まともには聴き通すことが出来なかった。この元気さは何なのだ!。自動筆記のようにコンコンと沸き出る無尽蔵と云ってもいい形式感の整ったシンフォニーの響き。カネがカネを生み出すが如くのいわく云い難い芸術生産力。音が音を、形式が形式を生み出すストレートな芸術。私には、一度聴けば十分と思えるように聞こえるのだが。≪104曲+数曲≫!冗談でしょうと・・・何がそうまでさせたのか。




ヨーゼフ・ハイドン交響曲全集』


Joseph Haydn - Deutschland Uber Alles〈ドイツ国歌)