モーツァルト『協奏交響曲変ホ長調 K.364ほか』。ときおり神がかった美しさを奏でるモーツァルトがここにもいた。
Mozart - Sinfonia Concertante for Violin, Viola and Orchestra in E flat, K. 364 / K. 320d [complete]
投稿音源のものではありません。
ちょっと生半可に通(つう)!?になると、音楽史上の有名な作品、それらのいいとこ取りピックアップ小品集、コンピレーションアルバムなどを、ミーハー相手と鼻であしらうごとく小バカにして手にしなくなる。親しみやすく美しいメロディなど、そうした好いところだけが音楽や無い、全体を通して聴けとばかりに・・・。身に覚えのあることでしょう。斯くいう私もそのうちのひとりといえようか。で、これが災いし、えっ?こんなに美しいメロディー、フレーズをもっていた曲だったの?知らなかった、とあいなる。わが町の図書館で借り受けてきたアルバムがまさにそれだった。モーツァルトの『協奏交響曲変ホ長調 K.364 (SINFONIA CONCERTANTE IN E-FLAT K.364)』。ときおり神がかった美しさを奏でるモーツァルトがここにもいた。第2楽章冒頭。たまらなく美しい・・・。併録のバッハも、とりわけブラームスの『ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調Op.102 (CONCERTO FOR VIOLIN AND CELLO IN A MINOR OP.102)』もいうまでもなくすばらしいのだけれど。
Mozart, Concerto Piano and Orchestra Nr. 20, Romance