アート・アンサンブル・オブ・シカゴ 『Certain Blacks』(30AM・1970)。それにしても旗幟鮮明、大きな物語、主張のある時代は遠い過去になってしまった。そうした時代の熱きフリージャズ。
久しぶりにジャズ。息抜きになります。たんなるメインストリームのそれではなく･･･ブラックアフリカを明確に主張するジャズ「Certain Blacks」。シカゴ派の雄（であった？）アート・アンサンブル・オブ・シカゴの絶頂期（７０年前後）、ヨーロッパはフランスでのファンキーで乗りに乗った、いやそれだけではない強烈に叫び吼えているパフォーマンスのもの。以前通販サイトで見かけぬジャケットのものに出くわし、こんなのが出ていたのか、聴いてないなーと思っていたのが、きょう判明した。それは、きょう投稿するアルバムのＣＤ化された再販もので、ジャケットの意匠変えてのものだったのだ。オリジナルジャケットのほうが垢抜けしなく俗っぽくて私は彼らのコンセプトにふさわしいと思うのだけれど・・・。
それにしても旗幟鮮明、大きな物語、主張のある時代は遠い過去になってしまった。そうした時代の熱きフリージャズ。つかの間の、確信に支えられ闘い生きた時代。いいでございます。
アート・アンサンブル・オブ・シカゴ Art Ensemble Of Chicago『Certain Blacks』(30AM・1970)
Tracklist：
A1. Certain Blacks "Do What They Wanna" 24:00
B1. One For Jarman 6:00
B2. Bye Bye Baby 11:00
A1. Certain Blacks "Do What They Wanna" 24:00
B1. One For Jarman 6:00
B2. Bye Bye Baby 11:00
Credits：
Drums - William A. Howell
Harmonica - Julio Finn
Percussion, Bass - Malachi Favors
Producer - Pierre Berjot
Saxophone [Bass] - Roscoe Mitchell
Saxophone [Tenor, Soprano, Alto], Percussion, Vibraphone - Joseph Jarman
Saxophone [Tenor], Percussion, Piano, Harmonica - Chicago Beau
Trumpet - Lester Bowie
Drums - William A. Howell
Harmonica - Julio Finn
Percussion, Bass - Malachi Favors
Producer - Pierre Berjot
Saxophone [Bass] - Roscoe Mitchell
Saxophone [Tenor, Soprano, Alto], Percussion, Vibraphone - Joseph Jarman
Saxophone [Tenor], Percussion, Piano, Harmonica - Chicago Beau
Trumpet - Lester Bowie
Notes：
Recorded February 10, 1970 in Paris. Produced by Pierre Berjot for Philippe Thomas, Musidisc-Europe.
Roscoe Mitchell is credited as "Edward Mitchell Jr." on the record cover.
Recorded February 10, 1970 in Paris. Produced by Pierre Berjot for Philippe Thomas, Musidisc-Europe.
Roscoe Mitchell is credited as "Edward Mitchell Jr." on the record cover.
Art Ensemble of Chicago – Toro
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