yuki-midorinomoriの日記

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エルガー『威風堂々/フォールスタッフ』。オ~大英帝国!といった栄光の賛歌。「イギリス愛国歌」第2の英国国歌『威風堂々<希望と栄光の国>』の格調。

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Land of Hope and Glory - Last Night of the Proms 07

             

             Land of Hope and Glory,
             Mother of the Free,
             How shall we extol thee,
             Who are born of thee?
             Wider still and wider
             Shall thy bounds be set;
             God, who made thee mighty,
             Make thee mightier yet
             God, who made thee mighty,
             Make thee mightier yet.

             希望と栄光の国
             其は自由の母よ
             汝をいかに称えようか?
             汝より生まれたのは誰であろう?
             広く、一層広く
             汝の土地はなるべし
             神、汝を偉大たらしめし者
             もっと、汝を偉大にせよ
             神、汝を偉大たらしめし者
             もっと、汝を偉大にせよ


エルガーの『行進曲≪威風堂々 Pomp and Circumstance≫作品39』を町の図書館で借りてきた。前々からその所蔵あるを知っていたのだけれど、あまりにもポピュラーすぎるし、いまさらなァ・・・といった思いもあってパスしてきたのだけれど。もうエルガーといえば、≪威風堂々≫で決まりでしょう。まあ「チェロ協奏曲」もあるし、また『愛の挨拶 Salut d'Amour, Op. 12』もあるが・・・。ところで、この第2の英国国歌とも言われているほどに親しまれている『威風堂々』の【原題“Pomp and Circumstance ”は、シェイクスピアの戯曲『オセロ』第3幕第3場の台詞“Pomp and Circumstance of glorious war”から取られている。pomp とは「壮麗、華麗」、circumstance とは「儀式張った、物々しい」といった意味】(WIKI)だそうで、その歌詞を知らなくても、誰が聴いてもオ~大英帝国!といった栄光を感じさせる。
【イギリスではこの旋律はもっぱら『希望と栄光の国』 ("Land of Hope and Glory")と呼ばれている。】(WIKI)・・・う~ん、まさしく威風堂々。
作曲者のエルガーも、自作のこの演奏を聴いて涙するのもむべなるかな、名曲中の名曲、傑作だ。この借りてきたアルバムもこの曲に尽きる。
ところで、この『威風堂々』〔『希望と栄光の国』 ("Land of Hope and Glory")〕が「イギリス愛国歌」第2の英国国歌であるとして、さて英国国歌<God Save the Queen 神よ女王を守りたまえ>はどんなだったけ?





エルガー『威風堂々/フォールスタッフ』

1. 行進曲≪威風堂々≫ 作品39 第1番 ニ長調
2. 行進曲≪威風堂々≫ 作品39 第2番 イ短調
3. 行進曲≪威風堂々≫ 作品39 第3番 ハ短調
4. 行進曲≪威風堂々≫ 作品39 第4番 ト長調
5. 行進曲≪威風堂々≫ 作品39 第5番 ハ長調
6. 交響的習作≪フォールスタッフ≫ 作品68 I.フォールスタッフとヘンリー皇太子
7. 交響的習作≪フォールスタッフ≫ 作品68 II.イーストチープ
8. 交響的習作≪フォールスタッフ≫ 作品68 第1間奏曲(夢の間奏曲)
9. 交響的習作≪フォールスタッフ≫ 作品68 III.フォールスタッフの行進曲
10. 交響的習作≪フォールスタッフ≫ 作品68 第2間奏曲
11. 交響的習作≪フォールスタッフ≫ 作品68 IV.新国王ヘンリーV世の行列



海ゆかば(Umi Yukaba)~If I go away to the sea~ Japanese military song