yuki-midorinomoriの日記

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シェーンベルグ『グレの歌(Gurrelieder) 』 。シェーンベルグの作品でなかったら、こんなに長時間(約1時間50分)の声楽を伴う曲など聴く気にもならなかっただろう。

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Tatiana Tryanos: "Lied der Waldtaube" Part 2 (Gurrelieder) by Arnold Schoenberg

              

シェーンベルグの作品でなかったら、こんなに長時間(約1時間50分)の声楽を伴う曲(5人の独唱者、ナレーター、合唱と管弦楽のための作品)など聴く気にもならなかっただろう。≪53段譜を特注≫しての大規模な編成によるオーケストレーション。作曲に着手してから諸事情のため完成するまでおよそ10年かかったという大作。≪初期の作風を集大成した作品となっており、ワーグナーリヒャルト・シュトラウスマーラーに大きく影響された、官能的な後期ロマン派様式を示している。≫(WIKI)よし。町の図書館で借りた盤の演奏ゆえなのか、そもそも曲自体がそうなのかよく分からないけれど、こんなもんなの?と、たいして感興もてなかった。題材も王と愛人、その恋仲を嫉妬して愛人を毒殺する王妃をめぐる物語という、私にはあまり興味のわかないストーリーということもあるけれど・・・。ただ、シェーンベルクの≪官能的≫で濃厚なロマンティシズムは、こんな程度のオーケストレーションではないのでは、との思いはある。ということもあって、評価は他の演奏を聴いてからとしよう。






シェーンベルグ Arnold Schoenberg『グレの歌(Gurrelieder) 』
フランクフルト放送交響楽団
指揮: インバル(エリアフ)

ディスク:1
1. グレの歌
ディスク:2
1. グレの歌



Schoenberg - Gurrelieder – Vorspiel