R.シュトラウス『家庭交響曲, 他』。オケのフィラデルフィア管弦楽団なのか、揮るサヴァリッシュゆえなのか、いやいやリヒャルト・シュトラウスだからなのか。すばらしく豊麗な響き。
Richard Strauss, Festliches Präludium op.61:The Philadelphia Orchestra diretta da Wolfgang Sawallisch (live Tokyo 17.5.1993)
ネット図書館で借り受けたリヒャルト・シュトラウスの『家庭交響曲』。何ですか、この表題。たぶん誰しもが思うことではないだろうか。日常の家庭がロマンであるわけはない。もっとも大事なこととはいえ。この曲は≪シュトラウス自身の家庭の様子を曲にしたとも言われている。≫のだそうだ。ま、そうした標題性はともかくとして、いつも言っていることなのだけれど、シュトラウスのオーケストレーションの天才性は、凄いのことば以上の表現をもたない。≪ドイツ的な格調に加え、華麗さ、絢爛さが同居する世界≫との通販サイトのアルバムレヴューにあったが、まさにそのとおり。まったく、何でこんなすごいスケールで「華麗、絢爛」な響きがでてくるの?といいたくなる。
オケのフィラデルフィア管弦楽団がいいのか、それを揮るヴォルフガング・サヴァリッシュの音作りが卓抜なのか、すばらしい響きだ。
オケのフィラデルフィア管弦楽団がいいのか、それを揮るヴォルフガング・サヴァリッシュの音作りが卓抜なのか、すばらしい響きだ。