yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

『ヘンデル&スカルラッティ作品集』。今月今夜もヘンデルの愉楽の≪バロックアーティキュレーション≫でココロを穏やかに。それもバランス感覚抜群、中庸に秀でたマレイ・ペライアのピアノで・・・。

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Händel - 1977 - Eric Heidsieck- Suite No.3 in D minor, HWV 428 -02

              
              残念ながらペライアの投稿音源はありません。

一昨々日のペライアバッハ『イギリス組曲第2・4・5番』。わたしの好みのバッハはきのうのグールドと、このマレイ・ペライア。バランスのとれた美しさは心やすまる。このふたりは際だってクリヤーでうつくしい。≫に引きつづいて、きょうもペライアヘンデル。ネット図書館にての鑑賞。

【たんなるピアノの技巧家ではなく、真の意味での"音楽家”である――これが、彼を語るとき、まず真っ先に言われるべき言葉ではなかろうか。彼は19歳のときから1年半ほどのあいだ、故ホルショフスキーに師事し、100歳まで現役をつづけたこの偉大なピアニストから、とりわけレガート、音と音をなめらかにつなぐ極意を授けられた。「ホルショフスキーの“歌う音色――Singing tone”から大きな影響を受けた」と、彼は語る。・・・彼が理想とするのは、その昔のいたずらに大仰な身ぶりを伴うヴィルトーゾの系譜ではなく、たとえばソロモンクララ・ハスキルディヌ・リパッティといったように、「気ままさはないのに、しんから自発的で自由な」演奏の流儀を身につけていたピアニストたちのありかたである。】(同梱解説・濱田滋郎)

まさに、まさに・・・。

去年の8月に≪バロックアーティキュレーションで暑さをしのぎ、静かな眠りを。≫と投稿していたのだったが、またまた何のめぐり合わせか、暑い盛りの(とはいえ、去年よりはましか?)今月今夜もヘンデルの愉楽の≪バロックアーティキュレーション≫でココロを穏やかに。それもバランス感覚抜群、中庸に秀でたマレイ・ペライアのピアノで・・・。と言うものの、残念ながら、そのペライアの動画音源はアップロードされていないようだ。




ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル関連投稿記事――


http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/61924153.html ヘンデル『「王宮の花火の音楽」より / 「水上の音楽」より / オルガン協奏曲第12番~第16番』。大昔、音楽の授業でヘンデルの代表曲といえば・・・。やはりいいです 。


http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/61486918.html ヘンデル『オルガン協奏曲選集』。バッハのように重くはない、かといって軽いというわけではない。厳粛な宗教的雰囲気とともにココロ穏やかにしてくれる、それらストレートにシアワセな音効に身を浸す。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/61455525.html ヘンデル、バッハ、ヴィヴァルディ『オーボエソナタ』。華麗な装飾音が憂愁を奏で響きわたる。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/61245194.html ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル『6つのソナタ 6TRIOSONATAS Op.2』。わずか10才の<幼な書き>?。天才に成熟ということばあるのか?と言いたくなる。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/61228420.html ヘンデルメサイア』。教会音楽というより最初から劇場演奏音楽として作曲されたそうだ。だからといって信仰心ウンヌンは論外なのだろう。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/51325919.html ヘンデルは身構えることなく品よく聴ける。『ヴァイオリン・ソナタ

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/50036125.html 「愉悦」「悦楽」「荘重」「浄福」を奏でるヘンデル弦楽合奏『合奏協奏曲・コンチェルト・グロッソCONCERTO GROSSO、作品6』LP3枚組。





ヘンデル&スカルラッティ作品集』

1. クラヴィーア組曲第5番変ホ長調HWV430(第4曲 調子のよい鍛治屋)
2. シャコンヌ ト長調HWV435
3. クラヴィーア組曲第3番ニ短調HWV428
4. 同第2番ヘ長調HWV427●D.スカルラッティ:
5. ソナタ ニ長調K.491
6. 同ロ短調K.27
7. 同嬰ハ短調K.247
8. 同ニ長調K.29
9. 同イ長調K.537
10. 同ホ長調K.206
11. 同イ長調K.212



Händel - Anne Queffélec - Chaconne HWV 435