yuki-midorinomoriの日記

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エルガー『ヴァイオリン協奏曲 Op.61』。ヴァイオリンの流麗なソロと高貴なたたずまいをもった壮にして大なるロマン漂うオーケストレーションの魅力。

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gidon kremer elgar violin concerto 3 of 5

               
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きょうも、いつぞやかNHK・FMから流れていて印象に残った曲、ということでネット図書館より借り受けたアルバム。エルガーの「ヴァイオリン協奏曲」。≪非常に厳粛でロマンティックな作品、・・・所要時間は最低45分を要しており、おそらくヴァイオリン協奏曲の歴史の中で最長の作品の一つ≫。≪豊かなメロディーと後期ロマン派の壮大さを併せ持つ傑作≫なんだそうです。というのも、特徴的で親しみをもたせるメロディー展開があるわけでもなく、しかし不思議に魅力を湛えている曲ではある。ウ~ン傑作ね?!といった感じなのだけれど。ヴァイオリンの流麗なソロと高貴なたたずまいをもった壮にして大なるロマン漂うオーケストレーションの魅力のない混ざった曲趣がじんわりと聴くものを惹き付ける。メロディを口ずさむような親しみやすさからほど遠い曲なんだけれど・・・。ジンワリと魅力がしみこんでくるタチの不思議さをもつ曲だ。「チェロ協奏曲 Op.85」ほど鮮明な印象はないのだけれど。







エルガー『ヴァイオリン協奏曲 Op.61』

1. ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op.61 I.Allegro
2. ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op.61 II.Andante
3. ヴァイオリン協奏曲 ロ短調 Op.61 III.Allegro molto-Cadenza〔accompagnata:Lento〕-Allegro molto




ITZHAK PERLMAN PLAYS "LIVE" ELGAR Violin Concerto Op.61 BBCSOrch. G.Rozhdestvensky