『知られざるR.シュトラウス/オペラの中の管弦楽曲集』。濃厚なロマンに彩られた壮麗なオーケストレーション。堪らんです・・・。とりわけ緩やかに造形される楽章など感動的。
Richard Strauss - Sinfonische Fantasie aus „Die Frau ohne Schatten" - Part II(歌劇「影のない女」op.65による交響的幻想曲)
『知られざるR.シュトラウス:オペラの中の管弦楽曲集』。こんなのがネット図書館検索でヒット。さっそく借り受けた。この作曲家の図抜けたオーケストレーションは痺れさせます。以前も言ったことだけれど、カナワンヨナーといったことばがつねに口をついて出てくる。このスケール。濃厚なロマンに彩られた壮麗なオーケストレーション。堪らんです・・・。とりわけ緩やかに造形される楽章など感動的。新ウイーン楽派の音楽革新の荒波の中、保守的な美意識で天才のおもむくまま自己を貫いたリヒャルト・シュトラウス。死を目前にした晩期の「メタモルフォーゼン」といい、「4つの最後の歌」といい・・・。これはすごい。
手がけた多くのオペラ作品中にはめ込まれた管弦楽作品のピックアップ集。
Richard Strauss, Sextet for Strings, TrV 279a(歌劇「カプリッチョ」op.85から弦楽六重奏曲)
http://www.youtube.com/watch?v=vqPUeoeN0yc
http://www.youtube.com/watch?v=vqPUeoeN0yc