ブラームス『ピアノソナタ全集』。清々しくも生き生きとした燃え立つ情熱。ブラームスのピアノソナタってこんなにいい作品だったのか?。いずれも19才から20才の作品。
Brahms by Arrau - (1st mvt) Sonata No 3 in F minor, op. 5 - Allegro maestoso
残念ながら投稿アルバム音源のものはありません。
お!、なんだこのピアノ曲は。と偶々ラジオから流れていた演奏に耳そばだてたのだった。曲終了後アナウンスされたのは、ブラームス(Johannes Brahms, 1833 - 1897)の「ピアノソナタ第3番」ということだった。演奏はアナトール・ウゴルスキ。おーなんと力強いピアノだこと!と深く印象したのだった。しかしこれは、パフォーマンスもさることながら作品そのものがそうだったのだ。ブラームス20才の時の作品のよし。この清々しくも生き生きとした燃え立つ情熱。ブラームスのピアノソナタってこんなにいい作品だったのか?。放送直後さっそくネットを覗いたら以下だった。
さっそく、いつものようにネット図書館で検索したけれど、あいにく(当然でしょうが、虫がよすぎる)ウゴルスキのそれは所蔵されておらず、次善として、たまたま予約者のなかったレオンスカヤの2枚組のアルバム『ピアノソナタ全集』を借り受け鑑賞した。もちろんこちらもすばらしいブラームスだった。≪いずれも19才から20才という青年時代の作品で、どの曲も若々しい覇気にあふれた力作となっている。≫(同梱解説)それに、なんとロマンティックなことだこと・・・。好青年ブラームス。
4. パガニーニの主題による変奏曲op.35