yuki-midorinomoriの日記

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ハワード・ハンソン/ヴァージル・トムソン『交響曲第6番/ルイジアナ・ストーリー 』。保守的なアメリカンカントリー・ノスタルジアの曲趣。おおらかなものです。

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Virgil Thomson: Louisiana Story (1948)

              

Virgil Thomson
イメージ 2よき?アメリカ時代の保守的ロマンティシズムに彩られた愛すべき?2作品の収められたアルバム。カントリー・ノスタルジア・・・。ひとりはハワード・ハンソン (Howard Harold Hanson,1896 - 1981)。出自がスウェーデン系移民ということもあってか、≪好んで北欧文化を題材とするため、「アメリカのシベリウス」≫と称されているよし。まあ、あくまで<アメリカの>とつけなくては、本家シベリウスから苦情が来るかも。もうひとりはヴァージル・トムソン(Virgil Thomson, 1896 - 1989)。生年はハワード・ハンソンと同じ19世紀!末。おまけに生地も内陸に位置するネブラスカ Nebraskaとミズーリ Missouri州ということで隣同士とのこと。<地方の田園生活がトムソンの作品に郷土色をもたらしている>(WIKI)とあるように、典型的なアメリカンカントリー・ノスタルジアの曲趣をもつ。まあ、両者保守的民族派作曲家と括っイメージ 3ておこうか。世代的にも妥当?なところなのだろうか。ユーラシア大陸からすれば開拓移民の国、(音楽文化では)片田舎のアメリカだし・・・。新ウィーン楽派なんのその、おおらかなものです。しかしハリウッドの国。それなりのスケールのオーケストレーションを聴くことはできる。
                          Howard Hanson






ハワード・ハンソン Howard Hanson / ヴァージル・トムソン Virgil Thomson / Siegfried Landau – The Contemporary Composers In The USA (1973)

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A. Symphony No. 6 (Dedicated To The N.Y. Philarmonic & Leonard Bernstein) (1967~68年)
Composed By – Howard Hanson
21:03
B. Louisiana Story (Suite) (1948)
Composed By – Virgil Thomson
19:55

Credits:
• Conductor – Siegfried Landau
• Liner Notes – Richard Freed
• Orchestra – Music For Westchester Symphony Orchestra* (tracks: A), Westphalian Symphony Orchestra, Recklinghausen* (tracks: B)



Howard Hanson Symphony No. 6 - I. Andante