yuki-midorinomoriの日記

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シューベルト『楽興の時/ソナタ第7番』。内田光子のシューベルトは、ショパンではなくさすがシューベルトでした。

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Schubert - Wilhelm Kempff (1935) - Moments musicaux n°3 & 4 D 780


              
              残念ながら投稿音源(内田光子)のものはありません。

一昨日≪シューベルト『即興曲集(全曲) IMPROMPTUS D.899, 935』。際だつ旋律性ゆえの愛奏曲集。それにしても、シューベルトってショパンか?!。≫と印象し投稿したのだけれど、些細?なことながら俄かに気になり、以前投稿したことのあるのは承知なのだけれど、町の図書館で内田光子シューベルト『楽興の時|ソナタ第7番』を再度借りてきての鑑賞。その4年以上前に投稿した記事のタイトルは以下だった。


【≪自分のメロディーにうっとりと惚れ込んでいる≫≪人の善さがストレートに表われている美しい音楽≫フランツ・シューベルト内田光子の『シューベルトピアノソナタ第7番D568、楽興の時D780』。】


我が誇るべきピアニスト内田光子のパフォーマンスには一言も触れずだったのだが、今回も単に確認のために手にしただけで・・・情けないですが。安心?しました。シューベルト(1797 - 1828)はショパン(1810 - 1849)ではなく、やっはりシューベルトでした。

『楽興の時』(がっきょうのとき、Moments Musicaux )D780は1823年から1828年にかけて作曲。一昨日投稿の4つの即興曲(よっつのそっきょうきょく、Impromptus)作品90、D899および4つの即興曲(よっつのそっきょうきょく)作品142、D935はともに死の前年の1827年の作。ずいぶん趣が違う。即興曲のほうは、俗っぽいほど(歌謡)旋律的だけれど、『楽興の時』は作曲の精神が頸く克っている・・・。







シューベルト『楽興の時|ソナタ第7番』
SCHUBERT: PIANOSONATA, D.568|MOMENTS MUSICAUX
演奏:内田光子 (UCHIDA MITSUKO)

1. フランツ・ペーター・シューベルト:ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調D.568 第1楽章
PIANO SONATA NO.7 IN E FLAT MAJOR D.568 1ST MOV. ALLEGRO MODERATO
2. フランツ・ペーター・シューベルト:ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調D.568 第2楽章
PIANO SONATA NO.7 IN E FLAT MAJOR D.568 2ND MOV. ANDANTE MOLTO
3. フランツ・ペーター・シューベルト:ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調D.568 第3楽章 メヌエット
PIANO SONATA NO.7 IN E FLAT MAJOR D.568 3RD MOV. MENUETTO. (ALLEGRETTO)
4. フランツ・ペーター・シューベルト:ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調D.568 第4楽章
PIANO SONATA NO.7 IN E FLAT MAJOR D.568 4TH MOV. ALLEGRO MODERATO
5. フランツ・ペーター・シューベルト:楽興の時D.780 第1曲
MOMENTS MUSICAUX D.780 1. MODERATO
6. フランツ・ペーター・シューベルト:楽興の時D.780 第2曲
MOMENTS MUSICAUX D.780 2. ANDANTINO
7. フランツ・ペーター・シューベルト:楽興の時D.780 第3曲
MOMENTS MUSICAUX D.780 3. ALLEGRO MODERATO
8. フランツ・ペーター・シューベルト:楽興の時D.780 第4曲
MOMENTS MUSICAUX D.780 4. MODERATO
9. フランツ・ペーター・シューベルト:楽興の時D.780 第5曲
MOMENTS MUSICAUX D.780 5. ALLEGRO VIVACE
10. フランツ・ペーター・シューベルト:楽興の時D.780 第6曲
MOMENTS MUSICAUX D.780 6. ALLEGRETTO



Franz Schubert - Piano Sonata no. 7, D 568 (op. 122) - Wilhelm Kempff (2-3)