yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

きのうに引きつづき、ベートーヴェン『ピアノ協奏曲全集|三重協奏曲』。ポリーニとグールドの「第3番」動画音源聴き較べ。

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Glenn Gould - Beethoven Piano Concerto No. 3 Mvt. 1 ( part 1 )

             

Glenn Gould - Beethoven Piano Concerto No. 3 Mvt. 1 ( part 2 )

             


きのうに引きつづき、投稿アルバムは変わらず、ポリーニアバドの『ピアノ協奏曲全集|三重協奏曲』(CD3枚組)から。ふだん演奏比較などにはあまり興味がないというより、そのような素養、能力を持ち合わせていないもので。音楽なんて所詮は好き嫌いという思いもあって。
野良仕事!(ふるいね、今や死語?)のかたわらチープなラジオから流れてきた音楽に心ゆすぶられる感動を与えられることもあるだろうし。いいリスニング条件のもとで構えて聴く音楽鑑賞より、斯くなにげなく耳にした音楽のほうが心に響く場合もある・・・。

感動とともに出あった音楽、演奏がベスト。

ところで、音楽史的傑作のベートーヴェンのピアノ協奏曲全5曲はどれをとってもすばらしく、退屈とは縁遠く、最後までひき込まれ愉しく聴くことができる。それほどすばらしい曲ということなのでしょう。ということもあってか、多くの演奏家によってパフォーマンスがなされている。で、きょうは、投稿アルバムのマウリツィオ・ポリーニと、対極にあるようにおもえる、わたしの耳タコ、大好きなグレン・グールドの演奏を、颯爽躍動的な作風で鑑賞者に高揚、湧き上がる元気を与えて好ましい「第3番」の動画音源による聴き較べを愉しむとしよう。どちらがどうのなんぞは申しません。ただ私は、謹厳実直?お堅い正当な品格のポリーニよりは、呆れるほど癖があってもロマンティックで美しく、<超えたもの>を感じさせるグールドのほうが好きですが。


第3番 第1楽章 ポリーニ



動画貼り付け不可:
Maurizio Pollini - Beethoven: Piano Concerto No.3 - Karl Böhm - Wiener Philharmoniker (1978)






ベートーヴェン『ピアノ協奏曲全集|三重協奏曲』
BEETHOVEN: THE PIANO CONCERTOS|TRIPLE CONCERTO

1. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調op.15(CONCERTO FOR PIANO AND ORCHESTRA NO.1 IN C MAJOR OP.15)
[指揮]クラウディオ・アバド
[演奏]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調op.19(CONCERTO FOR PIANO AND ORCHESTRA NO.2 IN B FLAT MAJOR OP.19)

3. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調op.37(CONCERTO FOR PIANO AND ORCHESTRA NO.3 IN C MINOR OP.37)

4. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調op.58(CONCERTO FOR PIANO AND ORCHESTRA NO.4 IN G MAJOR OP.58)

5. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調op.73「皇帝」(CONCERTO FOR PIANO AND ORCHESTRA NO.5 IN E FLAT MAJOR OP.73 "EMPEROR"

6. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ピアノ,ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲ハ長調op.56(CONCERTO FOR PIANO, VIOLIN, VIOLONCELLO AND ORCHESTRA IN C MAJOR OP.56)
[指揮]クラウディオ・アバド
[演奏]ベネズエラシモン・ボリバル交響楽団
(ピアノ)アレクサンダー・ロンクィッヒ
(チェロ)マリオ・ブルネロ
(ヴァイオリン)イリヤグリンゴルツ