ハイドン『エルデーディ四重奏曲集１、「皇帝」・「五度」・第７５番』。ドイツ国歌を生み出した「皇帝」もいいけれど、練達の技魅せる「五度」も・・・。
ドイツ国歌を生み出したハイドンの弦楽四重奏としてつとに有名な「弦楽四重奏曲第７７番ハ長調「皇帝」ｏｐ．７６－３」も、もちろんいいのだけれど、ネット図書館にて借り受けてきた『エルデーディ四重奏曲集１』の３曲を聴いてみてそれ以上に練達の技さえわたり、精神の引き締まった密度の高い作品なのでは・・・と感想したのが「第７６番ニ短調「五度」ｏｐ．７６－２」。１００曲以上の交響曲とおなじく６８曲もの弦楽四重奏曲。こちらは交響曲に比して（音色的に）地味で（人気ウス？）言うこともあってか、ネット図書館にもわずかしか所蔵されていない。残念なことだけれど。
ハイドン『弦楽四重奏曲「皇帝」・「五度」・第７５番』
HAYDN: 3 'ERDODY' QUARTETS OP.76-1 - 3
1. フランツ・ヨーゼフ・ハイドン：弦楽四重奏曲第７５番ト長調ｏｐ．７６－１ Ｈｏｂ．３－７５（エルデーディ四重奏曲集１）(STRING QUARTET NO.75 IN G MAJOR OP.76-1 HOB.3-75 ('ERDODY' QUARTET NO.1))
HAYDN: 3 'ERDODY' QUARTETS OP.76-1 - 3
2. 弦楽四重奏曲第７６番ニ短調「五度」ｏｐ．７６－２ Ｈｏｂ．３－７６(STRING QUARTET NO.76 IN D MINOR OP.76-2 HOB.3-76 "QUINTEN|FIFTHS" ('ERDODY' QUARTET NO.2))
3. 弦楽四重奏曲第７７番ハ長調「皇帝」ｏｐ．７６－３ Ｈｏｂ．３－７７(STRING QUARTET NO.77 IN C MAJOR OP.76-3 HOB.3-77 "KAISER|EMPEROR" ('ERDODY' QUARTET NO.3))
