yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツほか『バロック・フルート協奏曲集』。華やかさ多彩さ、くっきりとした情感の陰影。うつくしい旋律性。

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Johann Joachim Quantz -Concerto in G Major -Claudio Barile -Alberto merenzon -live 1993-

               
               投稿音源ではありません。

きのうは、わが義太夫節で、きょう、西欧のバロック音楽。ほんとうに脈絡のない曲選択と、その投稿記事の気ままな我がブログであります。で、きょうは、過日の朝の出勤途上、車中のラジオから流れていて印象した曲をネット図書館で借り受けての投稿。マアいいでしょう。音楽を愉しみましょうということで・・・。
ところで、その、ラジオから流れていた曲とは以下だった。


【 「フルート協奏曲 ト長調」          クヴァンツ作曲
                      (15分55秒)
               (フルート)エマニュエル・パユ
             (チェンバロトレヴァー・ピノック
            (演奏)カンマーアカデミー・ポツダム
           <EMI TOCE-90208.09> 】


クヴァンツ?。初めて聞く作曲家だ。(知らない世界が広大だからこそ、まだまだ胸躍る新しい出会いがあるといえる)

【 ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ(Johann Joachim Quantz, 1697 - 1773)は、ドイツのハノーファーの近くのオーバーシェーデンで生まれ、ポツダムで没した18世紀のヨーロッパを代表する名フルート演奏家で作曲家。フリードリヒ大王のフルート教師として有名である。】(WIKI)
                                    Johann Joachim Quantz
イメージ 2いわゆるバロック音楽の時代とは、いっきょにその音色の世界が花開いた華麗な時代との印象をもつのだけれど・・・。華麗からはほど遠い変化にとぼしいルネサンスと較べるとその華やかさ多彩さ、くっきりとした情感の陰影は際だつ。今日的音楽の様相を示しており、したがって違和なく愉しく音楽を堪能できる。(近代)産業とともに、文化の爛熟の兆しをその背景とするのだろうか。ニュートン(1642 - 1727)、ライプニッツ(1646 - 1716)らの革新的な登場・・・。
                      






バロック・フルート協奏曲集 BAROQUE FLUTE CONCERTOS』

1. ジャン・バティスト・レイエJacques Loeillet:フルート協奏曲ニ長調(FLUTE CONCERTO IN D)
[指揮]ジャック・ルーセル
[演奏]アンティクァ・ムジカ・オーケストラ
(FL)ジャン=ピエール・ランパル

2. クヴァンツ Johann Joachim Quantz:フルート協奏曲ト長調(FLUTE CONCERTO IN G)
[指揮]ジャック・ルーセル
[演奏]アンティクァ・ムジカ・オーケストラ
(FL)ジャン=ピエール・ランパル

3. ジュゼッペ・タルティーニ Giuseppe tartini:フルート協奏曲ト長調(FLUTE CONCERTO IN G)
[演奏]イ・ムジチ合奏団
(FL)セヴェリーノ・ガッゼローニ

4. アントニオ・ヴィヴァルディAntonio Vivaldi:ピッコロ(ソプラニーノ・リコーダー)協奏曲ハ長調RV.443(PICCOLO CONCERTO IN C, RV.443)
[指揮]アイオナ・ブラウン
[演奏]アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
(BF)ミカラ・ペトリ

5. サンマルティーニ Giuseppe Sammartini:フルート(ソプラノ・リコーダー)協奏曲ヘ長調(FLUTE CONCERTO IN F)
[指揮]アイオナ・ブラウン
[演奏]アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
(BF)ミカラ・ペトリ

6. アントニオ・ヴィヴァルディAntonio Vivaldi:フルート協奏曲ニ長調RV.428「ごしきひわ」(FLUTE CONCERTO IN D, RV.428 "IL GARDELLINO"
[演奏]イ・ムジチ合奏団
Vivaldi Antonio Lucio -"Concerto per flautino in Do maggiore" RV 443