yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

ブラームス『歌曲集』(CD5枚組)。きのうはシューマンの歌曲だった。となると次はブラームスでしょう。

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嘆き

              

              嘆き klage 作品105の3

              きれいな娘さん、気を許すんじゃないよ、
              彼があんたの心を破ったりはしないと!
              甘いことばを彼はささやくだろうが、
              そいつがあんたの若い命をほろぼす、
              きっとそうだよ、きっとそうだよ!

              私の胸はけっして晴れやしない、
              私にもおんなじことが起こったんだ――
              樹から落ちる葉っぱもろとも
              甘いことばもみんなちりぢり、
              冬がやってきた、冬がやってきた!

              いまがその冬の季節――
              春に、私に歌いかけた
              小鳥は遠くへ行ってしまった
              私の心は破れてしまった、
              愛の悩みに、愛の悩みに!




きのうはシューマンの歌曲だった。となると次はブラームスでしょう。しかしこのブラームスの歌曲も、以下すでに投稿している。


http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/62814014.html ブラームス『歌曲集』。歌曲は芸術的でなくてはならないようで。高尚なんですね~。詩ではなく短歌、俳句のわが日本人。はてさて聴いてる人いったいどれ位いてるのかしらん・・・。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/62823699.html ブラームス『歌曲集』(続)。分冊になっていた5枚目(全5枚)。尻切れで終わるのもおもしろくないということで・・・。


けれど、町の図書館で借りた、CD5枚に入った曲を逐次邦訳を眼で追いながら鑑賞しているわけではないので・・・。きょうもいきあたりばったり切れ切れランダムな鑑賞から。





Johannes Brahms - "Lerchengesang" Fischer-Dieskau, Barenboim


ひばりの歌 Lerchengesang 作品70の2

エーテルのような遠方の声、
ひばりの天上からの挨拶は、
私の胸をなんと甘美にゆさぶるのだろう、
彼らの愛らしい歌声は!
私はそっと眼を閉じる、
すると思い出がやってくる、
春の息吹のただよっている
やわらかなたそがれの時の中を。

  (歌詞邦訳、同梱解説書より)