モーツァルト『ヴァイオリン協奏曲全集』(CD2枚組)。3回目だ。こりゃオペラじゃないか。ヴァイオリンによる・・・。じつにヴァイオリンでオペラを演じている、歌っているのではないか・・・。
先日ブラームスのヴァイオリンソナタを聴いて、ヴァイオリンって歌なんだな~と(こんなこたあ言わずもがなのことではありますが)、で、めぼしいものはもう借りつくしているのだけれど、どうせ聴くならモーツァルトでもと町の図書館で再々度借りてきた。アンネ=ゾフィ・ムターの『モーツァルト・ヴァイオリン協奏曲全集』(CD2枚組)。3回目だ。このアルバムはすでに以下投稿しているのだけれど。
2年あまり前には、
http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/62044727.html モーツァルト『ヴァイオリン協奏曲全集』(CD2枚組)。その二。そは、アダージョ。アンダンテ。無窮の自然に祈り涙する、死すべき存在、死への限界可能存在モーツァルト。
5年あまり前には、
http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/51949913.html アンネ=ゾフィ・ムターの『モーツァルト・ヴァイオリン協奏曲全集』。モーツァルトという天才に成熟などと言う言葉があるのだろうか。
とことば綴っていたのだけれど、今回強く思ったのは、先にも言ったように、こりゃオペラじゃないか。ヴァイオリンによる・・・。といったものだった。じつにヴァイオリンでオペラを演じている、歌っているのではないか・・・。
モーツァルトは数多くの傑作オペラを遺していることからくる安直な類推かもしれないが。しかし、みごとに華麗な歌をヴァイオリンで歌っているではないか。とりわけ「ヴァイオリン協奏曲」でオケをバックに従え。
モーツァルトが鍵盤の名手だったことは知られたことだけれど、それに相同するぐらいヴァイオリンに、音楽精神はその技量とともにフィットしていたのではないだろうか。
Violon - Anne Sophie Mutter - Violin Concerto N° 3 In G Major K. 216- Allegro – Mozart
モーツァルト『ヴァイオリン協奏曲全集』(CD2枚組)