yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

『Sadao&Charlie Again』。ビ・バップのココロ。渡辺貞夫はやはりこれです。

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Sadao Watanabe Confirmation:"Hank Jones(Piano)" "Ron Carter(Bass)" "Tony Williams(Drums)"

               
               投稿音源ではありません。

「40年ぶりの邂逅」なった2005年のライブ録音のよし。渡辺 貞夫(わたなべ さだお、1933 - )72才に、対するチャーリー・マリアーノ (Carmine Ugo Mariano, 1923 – 2009)82才の二人のビ・バップのココロがミュージシャンとしてお互いを敬しつつパフォーマンスされた音源ということなのでしょう。

60年代初頭の米・バークリーへの音楽留学、そこでの学生と教師という出会いにはじまるとのこと。潮流の変化とともに音楽姿勢はその後別れることになるものの。

女性ながら戦後日本の先陣きって米ジャズ界へ身を投じたわが国モダンジャズの先駆者のひとり穐吉敏子の最初のパートナーであったのがチャーリー・マリアーノというぐらいの認知でしかなく、また渡辺 貞夫も、国から褒章されるほどの名実とものわがジャズ界の貢献者と、その存在を認めつつもまったくといっていいほどそのパフォーマンスを聴いてこなかった。わたしには肌が合わないボサノバ、フュージョンで一時代を羽振っていたということもあって・・・。アマノジャクなんですね。

ただ、アドリブに自由を求め、乗って吹きまくるビ・バップのサックスパフォーマンスは、やはりナベサダ!凄いねと感じ入ってはいましたが。

やはりご老体?、バリバリに吹きまくるセッションとは申しかねるが、ご両人は愉しかったのでしょう。聴く向きには新鮮味はないのだけれど。

ネット図書館で借りて鑑賞。たまには息抜きにジャズでもと。



Smoke Gets In Your Eyes - Toshiko & Charlie Mariano:Toshiko Mariano 秋吉敏子 (pf) Charlie Mariano (as) 原田政長 (b) 猪俣猛 (ds) Recorded 1963

投稿音源ではありません。




『Sadao&Charlie Again』


1. トーキョー・デイティング Tokyo Dating (Sadao Watanabe)
2. プラム・アイランド Plum Island (Charlie Mariano)
3. ディープ・イン・ア・ドリーム Deep In A Dream
4. ロピン Lopin’ (Charlie Mariano)
5. メモリアス Memorias (Sadao Watanabe)
6. コール・ミー Call Me (Sadao Watanabe)
7. クリスマス・ソング Christmas Song
8. ワン・フォー・ユー One For You (Sadao Watanabe)
9. ポル・トダ・ア・ミニャ・ヴィーダ Por Toda A Minha Vida