『武満徹 自らを語る』(青土社)。そうかフェデリコ・モンポウとタンゴ・・・。
おおむね、武満徹というわが国を代表する音楽史的作曲家のエピソード等の、既知の知識の範囲をでるものではなかったのだけれどおもしろく読めた。ジャズ好きは映画音楽などで聴くことができ了解のうちなのだけれど、このネット図書館で借りた『武満徹 自らを語る』で、タンゴも好きな音楽で、また、フェデリコ・モンポウ(Federico Mompou, 1893バルセロナ - 1987バルセロナ)も師の清瀬保二(きよせ やすじ、1900 - 1981)を介して知るにおよび、若き日より好きな作曲家であったことなど、今回のこの小冊子を読んで初めて知った。タンゴなどは敗戦後の時代的流行などの背景もあって映画音楽に使われていたと思っていただけに。好きな音楽だったのだ。
【右にサティ、左にモンポウ】と紡いで以下を5年ほど前に投稿していた。
http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/60199073.html フェデリコ・モンポウ『ピアノ曲全集』(1974)。作曲者自身演奏するCD4枚組み2,380円。寡黙簡潔の清々しさ、これ以上のものはない。
http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/58507247.html フェデリコ・モンポウ『歌と踊り&前奏曲集』。寡黙簡潔。やさしさと繊細、慈しみ。サティーの次ぎはこのフェデリコ・モンポウを聴こう!。右にサティ、左にモンポウ。