yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

2009-12-30から1日間の記事一覧

ケント・カーター『Solo With Claude Bernard』(1976)。ジャズイディオムに凝り固まらず、いい意味で好きなように、やりたいようにプレイしていると言った風情が好ましい。

ほぼひと月前に≪ケント・カーター『BEAUVAIS CATHEDRAL』(1976)。なまじの現代音楽よりおもしろい。ともかく音楽を愉しみ、かつ生きているといった、そのさまが伝わって来るようなのだ。≫と寸評し投稿したけれど、なにせ、動画音源紹介の伴わない言葉だけ…

『武満徹全集2器楽曲合唱曲』CD11枚組み。遺稿の中から発見された真の処女作?「ロマンス」(1948-49)に感じ入る。

Elias; Takemitsu "Distance de Fee(妖精の距離)"(1958) うつくしい歯は樹がくれに歌った 形のいい耳は雲間にあった 玉虫色の爪は水にまじった 脱ぎすてた小石 すべてが足跡のように そよ風さえ 傾いた椅子の中に失われた 麦畑の中の扉の発狂 空気のラビ…