yuki-midorinomoriの日記

イメージを揺さぶり脳をマッサージする音楽

いきものがかり 『バラー丼』 。あまりにも・・・真っすぐということで、かえって胸にぐっとくる。

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歩いていこう

       

過日仕事帰りのカーラジオから流れていた印象的な合唱曲があった。これはいいと。で、番組内容をネット検索したところ「いきものがかり」のヒット曲「風が吹いている」の【混声三部】合唱ヴァージョンだった。すばらしい合唱編曲だった。以下だった。


     「風が吹いている」
      レガーロ東京、ヴォーチェ・ジリーニ
      (6分05秒)
      <コロムビア COCX-38778>


で、さっそく動画サイトを覗いたけれどざんねんながら当のものはなかった。


いきものがかり」か・・・と俄然気になりだし、休日わが町の図書館へと向かったのだった。


この直球ストレートな爽快なウタゴコロは、気恥ずかしいどころか、あまりにも・・・真っすぐということで、かえって胸にぐっとくる。

若人のすぐれたまっとうな応援歌。

ガンバレ、いいですね。

しあわせにな!・・・。

酒飲んでグダグダ人生語るよりよっぽどだ。


若人に歌い継がれるだろう秀曲ばかりだ。



いきものがかり ♫風が吹いている [2014 冬期Olympic Ver.]





1. 風が吹いている -UK recorded version- (新録音/初収録)
2. ありがとう
3. プラネタリウム
4. 帰りたくなったよ
5. SAKURA
6. YELL
7. 歩いていこう -piano intro version-
8. 心の花を咲かせよう
9. 茜色の約束
10. ふたり
11. 明日へ向かう帰り道
12. コイスルオトメ
13. 風が吹いている


いきものがかり YELL LIVE Ikimono Gakari Yell Eru

古典芸能ベスト・セレクション~名手・名曲・名演集「尺八」。

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産安

        


今という時代的感性ゆえか、やはり旋律性が浮かび上がってくる尺八の音色はストレートに親しみをもって、かつ深韻と響いてくる。民俗のもつエートスなのでしょう。それと、たとえ現代邦楽としての尺八曲であっても、伝統とされた古典本曲のもつ時代が秘めた余情とはちがったおもしろさはもちろんある。
それであればこその、今を生きる現代尺八曲なのでしょう。


竹籟五章

        




<VICTOR TWIN BEST>古典芸能ベスト・セレクション~名手・名曲・名演集「尺八」

ディスク:1
1. 明暗系尺八本曲 「調子」
2. 錦風流尺八本曲 「調」 (モノラル録音)
3. 錦風流尺八本曲 「虚空」
4. 琴古流尺八本曲 「鉢返」 (モノラル録音)
5. 琴古流尺八本曲 「秋田菅垣」
6. 琴古流尺八本曲 「巣鶴鈴慕」
7. 琴古流尺八本曲 「鹿の遠音」
8. 都山流尺八本曲 「木枯」

ディスク:2
1. 道曲 「産安」
2. わだつみのいろこの宮
3. 尺八二重奏曲 「竹」
4. 「竹籟五章」 -尺八本曲- (一)芬陀 (二)爽竹 (三)虚籟 (四)破竹 (五)明暗
5. エクリプス(蝕)
6. 風動
7. 詩曲二番

伊福部昭『管弦楽選集』。誇るにたる民族派の<信>響く。

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伊福部昭 ヴァイオリン協奏曲 第2番 (1978)

       


「自己に忠実であれば、必然的に作曲家は民族的であること以外に、ありようはない」(伊福部 昭)


わが邦を代表する音楽家諸氏!。ここにわが優れた作曲家の在ることに誇りをもって、世界にアピールしてほしいものです。海外の音楽家たちの、あたりまえのごとく自国の作曲家の作品を演奏会に採り上げるていどには・・・。

絶対化する必要はないが民族、自国への誇りをもつ。だいじなこととおもいますが。



http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/63427696.html 『伊福部 昭 全歌曲/藍川由美』。伊福部昭の歌曲。オスティナートで民俗の昂揚ほとばしる交響楽とはちがって、ゆったりとして、リリシズムとロマンティシズムにウルッとさせる優しく魅力的な旋律に満ちた歌曲。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/63425990.html 『舞 ― 伊福部昭の芸術3 舞踊音楽の世界』.。どこの「サロメ」?北海道か?と言いたくなる。やはりニッポンです、これは。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/63424445.html 『響-伊福部昭 交響楽の世界』。土俗派の真骨頂、頑固一徹伊福部ブシで盆休みの締めくくり。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/63420832.html 『譚 ― 伊福部昭の芸術1 初期管弦楽』。「自己に忠実であれば、必然的に作曲家は民族的であること以外に、ありようはない」・・・この信念、この一徹。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/62422019.html 伊福部昭の芸術5『楽  協奏風交響曲/協奏風狂詩曲』。落語『寿限無』の「パイポ パイポ パイポシューリンガン」に聞こえてしょうがない心的高揚もたらす執拗な拘りのオスティナート。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/57192882.html 伊福部 昭『宙(ちゅう)・SF交響ファンタジー』(1995)。「自分の作品リストからは削りたい。」たぶん本心でしょう。民族派たるの古色蒼然とした、しかしスケールのあるオーケストレーションは愉しめる。

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/43003543.html 強烈な沸き立つ民族(民俗)感性のほとばしりをオスティナートの高揚に聴く伊福部昭の『ピアノと管弦楽のためのリトミカ・オスティナータ』(1961)

http://blogs.yahoo.co.jp/tdhdf661/36422284.html 伊福部昭の<信>を聴く「タプカーラ交響曲」(1955)と「バイオリン協奏曲第二番」(1978)




1. 交響譚詩
2. タプカーラ交響曲
3. ヴァイオリン協奏曲第2番

『グレン・グールド・ストーリー~ベスト・オブ・グールド』(CD2枚組)

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グレン・グールド ベートーヴェン ピアノ協奏曲第1番 第1楽章

       


グールドは音楽を超出している。音楽を語るな、聴け。その小気味よく軽やかに飛翔する世界に身をまかせひたすらに・・・。音楽以上のものの音連れを。


協奏曲二短調BWV974 マルチェッロのオーボエ協奏曲による

       







グレン・グールド・ストーリー~ベスト・オブ・グールド』

  1. イントロダクション~「北の理念」より「グレン・グールドです」

  2. ゴールドベルク変奏曲 BWV988 (55年盤)/アリア

  3. イタリア風アリアと変奏 イ短調 BWV989

  4. ソナタ第2番ニ長調 BWV 1028 第1楽章 アダージョ

  5. ソナタ第2番ニ長調 BWV 1028 第2楽章 アレグロ

  6. 協奏曲ニ短調(マルチェルロのオーボエ協奏曲による) BWV974

  7. マルチェルロの主題による協奏曲ニ短調 BWV974 第2楽章 アダージョ

  8. 協奏曲ニ短調(マルチェルロのオーボエ協奏曲による) BWV974 第3楽章 プレスト

  9. ソナタ第2番ニ長調 BWV 1015 第3楽章 アンダンテ・ウン・ポコ

10. ソナタ第2番ニ長調 BWV 1015 第4楽章 プレスト

11. 6つの小プレリュード ハ長調 BWV933

12. インヴェンションとシンフォニア(2声と3声のためのインヴェンション)BWV772-801より

13. インヴェンションとシンフォニア(2声と3声のためのインヴェンション)BWV772-801より


15. 平均律クラヴィーア曲集第1巻 第1番ハ長調 BWV846 フーガ

16. フーガの技法 BWV1080 コントラプンクトゥス第1番

17. フーガの技法BWV1080-コントラプンクトゥス第1番

18. イタリア協奏曲へ長調 BWV971 第1楽章 (速度指定なし)

19. イタリア協奏曲へ長調 BWV971 第2楽章 アンダンテ

20. イタリア協奏曲へ長調 BWV971 第3楽章 プレスト

21. ピアノ協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056 第1楽章:アレグロ

22. ピアノ協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056 第2楽章:ラルゴ

23. ピアノ協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056 第3楽章:プレスト


25. イントロダクション~「北の理念」より「グレン・グールドです」

26. ファンタジア ハ長調

27. ピアノ協奏曲第1番ハ長調 作品15 第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ

28. 3つのピアノ曲 作品11より第1曲

29. 組曲第3番ニ短調 HMV428より第1曲

30. 組曲第3番ニ短調 HMV428より第2曲

31. ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491 第3楽章 (アレグレット)

32. 交響曲第6番ヘ長調 作品68「田園」 第1楽章 田舎に着いたときの愉快な気分/アレグロ・マ・ノン・トロッポ

33. ソナタ 第61番 ニ長調 Hob. XVI: 51 アンダンテ

34. ソナタ 第61番 ニ長調 Hob. XVI: 51 フィナーレ:プレスト

35. ピアノ・ソナタ第11番イ長調 K.331(300i) 第3楽章 ロンド アラ・トルカ:アレグレット

36. 6つのピアノ小品 作品118 間奏曲 変ホ短調 作品118の6

37. あした 作品27-4

38. 2つの小品 作品57 第1曲 欲望

39. 2つの小品 作品57 第1曲 舞い踊る愛撫

『「ホーホー」の詩ができるまで』

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過日、たぶん新聞記事(NHKハート展 「ホーホー」)で知ったんだろう、以下のココロうつ詩があった。


       「ホーホー」

       ホーホーとなきます。

       パサパサととびます。

       くらいところにいます。

       さがしてみてね。

       きょうのよる

       まっています。


信田静香さんという10歳のダウン症児の紡いだ詩「ホーホー」なんだそうです。

これこそ無垢の魂、こころやさしい愛の詩ですね。

詩といゃあ教訓詞かといいたくなるような作為がわずらわしい詩の多いなか、純でココロうちます。


で、さっそく、ネット図書館で『「ホーホー」の詩ができるまで』の冊子を借りた。


障害をもってこの世に生を享けた子への慈愛に満ちた「ココロ育て」の記録。



「この子にはハンディがあるかもしれへんけれど、どんなすばらしい人生が待っているかわかれへん。悲観したらあかんで。人生は良い方、良い方に考えていかなあかんで」

(画家であった、著者の義父のことば)

ミェチスワフ・ヴァインベルク『 交響曲第10番 作品98』(1968)。

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ヴァインベル交響曲第10番 作品98

       


過日、ラジオから流れていて印象に残った作品があった。以下だった。


交響曲 第10番 作品98から 第3楽章」        
                     ヴァインベルク作曲
                       (8分16秒)
            (弦楽合奏)クレメラータ・バルティカ
          (コンサートマスターギドン・クレーメル
             <ECM UCCE-7532/3>
                              
交響曲 第10番 作品98から 第4、5楽章」      
                     ヴァインベルク作曲
                       (7分52秒)
            (弦楽合奏)クレメラータ・バルティカ
          (コンサートマスターギドン・クレーメル
             <ECM UCCE-7532/3>


ヴァインベルク?。初めて聞く作曲家の名だった。

イメージ 2WIKIによると【ミェチスワフ・ヴァインベルク Mieczysław Wajnberg 1919年12月8日 - 1996)は、ポーランド出身で、主にソビエト連邦・ロシアで活動した作曲家】のよし。

ポーランドナチスユダヤ迫害、ホロコーストソ連邦亡命、社会主義体制下の政治と芸術・・・。

斯く苛烈な時代を刻印する歴史のなか芸術活動をおこないつつ生き抜いてきた作曲家。もうこれだけで受け取る側に、知らず知らずにある種の想念、枠組みがはめられる。その悲劇性、苦悩痛苦を背後に聴こうとするのも無理はない。しかしそれだけをもってして作品の評価軸であるとするのは安易に過ぎるのかも。そうした音楽外の思い入れなどを不要とするほどに、その錬成の音楽性は魅せるものがある。

作曲家の出自とするポーランドのもつ音楽性?。さてどうなのでしょう。

それにしても、アルバムのギドン・クレーメルクレメラータ・バルティカのなんとすばらしい熱演だこと。





『Mieczyslaw Weinberg (Orchestral & Chamber Works)』

Disc: 1

1. Sonate Nr. 3 (op. 126)
2. Trio op. 48, Allegro con moto
3. Andante
4. Moderato assai
5. Sonatine op. 46, Allegretto
6. Lento
7. Allegro moderato


Disc: 2

1. Concertino (op. 42)
2. Symphonie Nr. 10 (op. 98), Concerto grosso. Grave
3. Pastorale. Lento
4. Canzona. Andantino
5. Burlesque. Allegro molto
6. Inversion. L istesso tempo

マンツォーニGiacomo Manzoni 『質量 (エドガー・ヴァレーズ賛) ピアノと管弦楽のための』。 ひさしぶりに現代音楽。

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Giacomo Manzoni: Masse - Omaggio a Edgar Varese (1977)

       

イメージ 2まったく、ひさしぶりに現代音楽を聴きました。ネット図書館で借りたもの。調性なしの典型的な戦後の現代音楽。親しみと聴きやすさの大衆性から遊離したとのお定まりのつぶやきと舌打ちが聞こえてきそうですが、そんなこたァなんのその、わたしは好きです。その冷たい情熱と硬質な感覚が・・・。秀作でもなんでもないですが。

ピアノはポリーニ。素敵ですね。現代最高のピアニストのひとり、あのポリーニが現代音楽を弾いてくれるなんて。


マンツォーニGiacomo Manzoni (born Milan 26 September 1932):質量/シェーンベルク:室内交響曲

1. 質量 (エドガー・ヴァレーズ賛) ピアノと管弦楽のための
2. 室内交響曲 作品9 15の独奏楽器のための Langsam
3. 室内交響曲 作品9 15の独奏楽器のための Zeitmass,schwungvoll(16)
4. 室内交響曲 作品9 15の独奏楽器のための sehr zuruckhaltend(20)
5. 室内交響曲 作品9 15の独奏楽器のための sehr rasch(38)
6. 室内交響曲 作品9 15の独奏楽器のための sehr rasch(Presto,alla breve)(46)
7. 室内交響曲 作品9 15の独奏楽器のための steigernd,wieder sehr rasch(50)
8. 室内交響曲 作品9 15の独奏楽器のための viel langsamer,aber doch fliessend(60)
9. 室内交響曲 作品9 15の独奏楽器のための sehr rasch(Anfangszeitmass)(67)
10. 室内交響曲 作品9 15の独奏楽器のための viel langsamer(77)
11. 室内交響曲 作品9 15の独奏楽器のための (85 + 3 Takte)
12. 室内交響曲 作品9 15の独奏楽器のための schwungvoll(90)
13. 室内交響曲 作品9 15の独奏楽器のための Hauptzeitmass(94)
14. 室内交響曲 作品9 15の独奏楽器のための Hauptzeitmass(110)